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密会
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『密会』に投稿された感想・評価

菩薩
3.9
謎の草むらで学生さん相手に青姦イチャコラかましていたらわざわざ丁寧に目の前で殺人事件が発生するが、なにせ夫のある身だし目撃したと名乗り出る訳にもいかず、とは言え義憤にかられた学生さんは黙っているのも忍びないと夜しか眠れず警察に行くと言い出すし、嗚呼どうしようなんて分からずやなのこの子まるで赤ちゃんねと奥さん困惑をしつつ…最後はマジで最も悪手に手を染めそんなんを御天道様は見ていると言う話で…なんとも後味最悪。電車に轢かれた学生さんの上半身と下半身が明らかに切断されている描写が怖過ぎる。年上の旦那を持ち子供はまだかと責められる奥さんも地獄だし、そんな奥さんが学生さんの純情を踏み躙るのも地獄だし、タクシー運転手を狙った連続強盗が頻発する世も地獄だし、その被害者に容赦なく突撃してしていくマスコミも地獄だし…って今も何も変わってなくないか…?邸宅の階段の構図とお手伝いさんが本当に『下女』っぽかった。冒頭のワンカットイチャコラがエロ過ぎんのよ。
冒頭の逢瀬の長回し、品良く見せているが、ぶっちゃけ青姦だし。しかも、神社かよ。学生服かよ。シート畳んでハンドバッグに入れてんじゃねぇよ、奥さん。

囁きだけでこんなに長回しされたら「役者も現場で火がついてその気になってしまうんじゃないか?」なんて下世話な心配をしながら見てたら自分もしっかり先っちょ濡れちまったい。

服を脱がないのにエロ過ぎる。アングルといい、息づかいといい、もはや着衣のロマンポルノ。

この時代の映画にしちゃあ、セリフも結構あけすけで生々しいし。小姑の「アータたち、3か月に一回なんざんしょ」にはさすがに笑ろた。

「一体いつサスペンス映画になるねん?」って思ってたら、最後の5分に凝縮されてた。お上品にエロエロとチンタラした流れだっただけに、意外な急展開にギョッとした。後から考えたら大して芸はないんだけど、そこは構成の巧さか。
tacky
4.0
冒頭のワンカットの長回し、わずか70分の作品の10分をかけて、ラブシーンを撮るなど、中平康監督の技術が溢れる作品。

物語は単なる昼メロの範疇をでないのだが、
遠景を多用し、遠ざかる人、近づく人の移動を観せるカット。
突然の電話着信音、真夜中の時計の時報、お手伝いの娘の感高い声、などの耳障りな雑音の多用による主人公を追い詰める演出。
俯瞰から人と周りの状況を魅せるカット。
などなど、素晴らしい技術が繰り広げられる。

特に、ヒロインの帰宅から遠景で夫の影を小さく捉え、ドア越しの会話、時計の時報で、10時になっていた事を表すなど、この夫婦の冷め切った関係を的確に表現するところと、
クライマックスの駅のシーンの、一瞬の俯瞰ショットで真実を観せ、ラスト最後の五分間の坂の長回しで終える。(老婆と赤ん坊のショットが素晴らしい。)

中平監督は、同期の大島渚や増村保造に比べて、過小評価されているが、私は市川崑かこの人かどちらかが、日本一のスタイリッシュな監督だと信じて疑わない。
それだけに、名もない70分のこの映画の素晴らしさは、筆舌尽くしがたい。

『密会』に似ている作品

乱れ雲

製作国:

上映時間:

108分

ジャンル:

3.9

あらすじ

妊娠中に夫を交通事故で失った由美子は、不幸のどん底に突き落とされる。加害者である三島は不可抗力による交通事故で無罪とされ、青森へ転勤になった。2人は慰謝料をめぐって何度か顔を合わせるうちに…

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