影の車の作品情報・感想・評価

「影の車」に投稿された感想・評価

今年1本目。記録。
劇的な裏返しという・この演出においてはやはり、『砂の器』と、どうしても比べてしまうところがある。
なぜ、この主人公の男性は妻に惹かれ、結婚という選択肢を取ったのか。
結婚生活が数年経ったが故の平凡感は非常に出ていたが、浮気相手に少しも勝る部分を見出せない妻の演出が突っかかてしまった。
joujim

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3.5
加藤剛さんが優柔不断でちょろちょろしている間に大変なことに!それはそれとして、昭和の風俗がよくわかる映画でもありました。しかし、あの少年は本当は悪意がなかったのか、あるいは悪意があったのか、もしかすると事態がこうなることを予想して行動していたのか(それはなさそうですが)。
scarface

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3.6
松本清張×野村芳太郎×橋本忍、という布陣はやはり最強ですね。そこに加藤剛と岩下志麻が加わり。
いやー面白かった。ただの不倫もののサスペンスかと思いきや、後半もうほとんどホラーです。そこに橋本忍のずしんとくる話が織り込まれてきますので、最後は頭を悩ませることになる。
櫻

櫻の感想・評価

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物足りない日常から逃げるように、痴情の海に溺れていったふたり。不倫に後ろめたさを感じていた男は、不倫相手の子どもに幼少期の自分自身を想起するようになる。幼いながらに母の恋人に向けていた憎悪と、その末におかした罪。憎らしいと思っていた母の恋人と同様のことをしている自分は、もしかしたら子どもに命を狙われているのでは、という被害妄想に襲われる。鼠の這う音、お湯の沸騰する音、烏の鳴き声、、、その全てが不穏さを演習している。何を考えているか判らない、あまり表情を変化させない子どもの行動はたしかに不気味ではあるものの、男が恐怖にかられる表情を見せるたびに何故だか滑稽さを感じてしまった。しかし、子どもに憎悪がなかったとも言いきれないように描いているから、尚更怖い。自分自身でさえも見当のつかぬ欲望を抱えながら、それを隠し続けた果ての悲劇。人間の深層心理ほど恐ろしいものはないし、思い込みほどやっかいなものはない。
大昔、夜中にテレビで観て、めちゃトラウマになった、橋本忍×野村芳太郎×芥川也寸志作品。久々に観たけど、昔ほどトラウマ感がなかったなぁ
それよりも野村監督の細かい心理描写の演出がとても良いなぁと、昔観た時には気付かなかった部分がとても楽しめました。これがあったから「砂の器」も成立したんだなぁと今更ながら思ってしまった
wancoman

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3.8
けんちゃんがやばい。笑
けんちゃんがあやしい行動を取り加藤剛さんがそれをみる度タバコを口から落としたり驚愕の顔をするのが不謹慎ながら毎回笑いが込み上げてしまいました。
最後のけんちゃんは志麻さんの言う通りただ薪を切りにいっただけだったのかもしれないし、そうじゃなかったのかもしれないし…ただけんちゃんの心にはかつての加藤剛さんのような気持ちがあったのは確かだと感じた
夫の話を遮る掃除機の音だけで夫婦仲が良くないことを察してしまうオープニングが秀逸。この頃の映画ってバスで男女が合うの多くないか。加藤剛の回想がちょい鬱陶しいが普通に面白い。岩下志麻が生保レディなの推せるな。
Yoko

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3.9
決して不仲ではないが子どもが出来ずに平行線の関係が続く結婚10年目の夫。
通勤中、学生時代の知り合いと遭遇し次第に懇意の仲に…。

大人が思っているよりも、子どもは色々と考える。
母親も警察も「まだ子どもなんだから…」と「幼さ」を根拠にして、子どもの思考の可能性を頭ごなしに考えていやしない。
しかし、不倫相手のこの男だけは知っている、というより身に染みて実感しているという構図が妙。
これを加藤剛が見事に熱演しているので、ラストの追憶は野暮ったいかな。
だけども、小川眞由美が家庭にいながら岩下志麻とねんごろになるなんて罪なやっちゃでホンマー。
オトナハモット、ウマクヤラナイトネー
シルク

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3.8
先日、脚本家の橋本忍さん、その前には加藤剛さんと亡くなられた二人の作品。
観てるうちに、これ観たわ〜〜と、毎度の事だ(^_^;)
幼い子供の殺意、因果応報。
懐かしい、俳優さん方。
内容もさることながら、こんな人いた、いたわ〜で、昔に戻った。
すっきり丁寧にまとめているのはさすがの手腕。薄っすらと影を背負った加藤剛、ハンサムだなあ。けんちゃんと濡れ場がとにかく印象的でした。
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