影の車の作品情報・感想・評価

「影の車」に投稿された感想・評価

8823

8823の感想・評価

3.5
なんとも松本清張。
シンプルな構図で描かれる奥深い映画。目に力があっていいですなぁ。
HACHI1965

HACHI1965の感想・評価

4.2
松本清張の短編"潜在光景"が原作ですが映画での見どころとしては岩下志麻の匂い立つ妖艶な色香と塞がれていく加藤剛の心理描写、そして何よりも『殺意を抱く6歳の少年』が怖い。
息子君がこれまた不気味で、まるで、犯罪でも犯すのでは無いかとハラハラしてしまった。

今まで、母子二人で、穏やかに暮らしていたのに、突然自分のしらない男の人が家に上がり、母親と仲良くしているんだから、息子君の心中穏やかじゃないよな~😵💥可哀想にまだまだ小学校低学年なのに😢志麻様綺麗過ぎ✨まさかラストがあんなことになるなんて。
きよP

きよPの感想・評価

3.5
岩下志麻がきれいすぎる。これは浮気するわ。絡みのシーンが多く、志麻さんのエロエロビーム全開でした。6歳の子供にも殺意は湧くのかという視点がとても怖い。でもここに出てくる大人たちはみんなおかしくて、自分のことしか見えていない。一番冷静に物事を見ていたのがあの子なのかもしれない。
Wednesday

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3.4

岩下志麻はやっぱり綺麗で小憎たらしい。

じわじわとくる底知れぬ恐怖が6歳の子どもの無表情、棒読みセリフから湧き上がってくる。
ざらざらした回想シーンは最初見づらいなと思ったけど分かりやすくてだんだんすきになってきた。
「砂の器」の加藤剛、公開当時32歳。
「鬼畜」の岩下志麻、公開当時29歳。
両作の監督を務める野村芳太郎。
脚本は橋本忍、音楽は芥川也寸志。

東急田園都市線が舞台。
まだまだ開発が充分に進んでいないニュータウンの様子や岩下志麻や小川真由美のミニスカファッションなど時代風俗を見るに飽きることがない。

ネズミを間男に見立てて、後半のサイコスリラー調の作風は出色。
不穏な小道具が中弛みを防ぎ、じんわり忍び寄るエンディングに向け、楽しんで見る事が出来る。
yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.0
砂の器くらいの物を期待したら 違った笑。愛憎のバトル待ちしてたら そうじゃなかった。ここに登場する大人達のダメダメなこと。6歳だからって ナメた態度取ると怪我すんぞ!だった。今では考えられない色々に びっくり。自分達さえ良ければいいのか!って怒られてたけど 進化してないな、人間って。
ひでG

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3.9
「昭和枯れすすき」を見て、思い出した!

野村芳太郎監督、松本清張原作のこの名作を!

いやあ、ぞくっとする怖さ、そして、エロさ。

野村監督の演出冴えまくり。

人はちょっと隠し事?秘め事?やましいこと?などがある時に、必要以上のものが怖く見えたり、それに怯えてしまったりすることがある。


まさにそれを巧みに表現しているし、

また視点を変えると、幼い子どもにも殺意があるって、恐ろしいテーマも本作は含んでいる。

いわゆる不倫もの。子持ちの未亡人岩下志麻と既婚者加藤剛が関係を持ってしまうのだが、岩下志麻の色っぽいこと、エロいこと、
こりゃ、参っちゃうよ!

「昭和枯れすすき」にも、サービスなのかそんなシーンがあるけど、全然ちゃうわ。
こっちや!

岩下志麻のラブシーンはまあ、すげ!ですよ。

「エロい」ということが、高貴な褒め言葉に昇華していく品の良さがありますよね。

相手役の加藤剛が、いかにも!って感じで、岩下志麻のエロさをすべて吸収?しているような完全受身の芝居。

変な例えだけど、お笑いの見事な「ボケとツッコミの関係」みたい。

日本家屋の秘め事の何とも言えぬ色気や、毒団子などの日常的なものを怖くみせるあたり、さすがの演出だと思いました。
初)上質のサイコ映画です!!!目障りなネズミを殺す様に子供が目障りな大人を殺すことがあるのか?殺される大人の妄想なのか?それはカラスが教えてくれる…清張作品原作物でも指折りの一本だと思います。映像処理も当時としては新しいアプローチだし、芥川音楽もバッチリで、何より岩下サンの美貌(岩下サンはこの作品が一番美しく見える!!!)に惹かれます。必見ですよ!!
T

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4.2
美しい旧友に再会した男。今日あった「それ」の話を妻にしようと話し始ると、特に気にも留めずに掃除機をかけ始める妻。良いオープニング。灰皿が示す、関係性の深浅の動き。「ネズミ」のように家に入り浸る。女(岩下志麻)の連れ子の男の子の心情が物語の節々で強烈に効いている。ロープ、包丁、薪割り斧などの「殺意」を示す様々な仕掛けが更に回想と絡んで濃厚に響く。良い。回想シーンのざらついた画が印象的。ラスト、「告白」の後にリアクションが何ら無いのなら蛇足だろうに・・・そこだけ惜しい。
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