おなじみ松竹✕松本清張。法廷ものとして幕をあけ気付けば情炎まみれの愛憎劇で終幕する90分。女であれ男であれ、どうしても我慢できなくなってしまったら地獄へ墜ちる覚悟で相手の下着を剥ぎ取るべし。これはそ…
>>続きを読む【のし上がろうとする青年と四十女】
松本清張原作、渡辺祐介監督作品、1972年制作。
出世願望の強い若手弁護士(山崎努)が殺人罪に問われた旅館女中(岡田茉莉子)の弁護を引き受け、見事無罪を勝ち取…
自分の映画視聴歴の中で、
山崎努を山崎努として初めて認識したのが、多分
「マルサの女」(1987年)
岡田茉莉子を岡田茉莉子として初めて認識したのが、多分
「人間の照明」(1977年)
何れの…
松本清張原作を山崎努と岡田茉莉子のべとついた演技と暗くて湿度が高そうなシーンばかりで見ていて疲れた。松坂慶子だけが爽やかで抜群にキレイ。途中から数年前に見た船越英一郎と星野真里のウザいけど心に響かな…
>>続きを読む若き山崎努演ずる弁護士vsメンヘラ女子。
才能とルックスを使って何股もかけるやり手弁護士が、メンヘラ女に引っかかり、崩れていくサスペンス愛憎劇。
正直、馬鹿を装いながらもしたたかで理論的なメンヘ…
国選弁護人として勝ち目がないと言われていた殺人事件で無罪を勝ち取った若き弁護士が巻き込まれる騒動を描いた、渡辺祐介監督のドラマ映画。松本清張の短編小説『種族同盟』が原作となっていて、本作後もTVドラ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
元々の原作がそうなのか、捻りのないストーリー。裁判で救った女が、やはり真犯人だった。男女の仲になったが、女に脅されたので、殺そうとしたら無理心中に。岡田茉莉子の場末のおばさん感が凄かった。
〈あら…
殺人事件の容疑者で裁かれる旅館の仲居と、裁判で彼女の冤罪を勝ち取った弁護士との愛憎を描いた物語。50年前の公開当時はインパクトの大きな作品だったと思われますが、現代では火サス等を見慣れてしまった事も…
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