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[窓] MADO
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目次

[窓] MADOの作品紹介

[窓] MADOのあらすじ

日本の郊外の団地に住む家族「A」。A たちは、2016 年 2 月から、階下に住む家族「B」の家から来るタバコの煙害に苦しめられていた。「化学物質過敏症 / Multiple Chemical Sensitivity (MCS)」を発症したとして医師から診断書を貰い、B に対し 4500 万円の賠償を請求する裁判が始まった。社会から取り残された 3 人の原告家族「A」と主張の違う 3 人の被告家族「B」。それぞれの主観を通して「化学物質過敏症」が引き起こす様々な問題や分断を描く。

[窓] MADOの監督

麻王

原題
製作年
2022年
製作国
日本
上映時間
82分
ジャンル
ドラマ
配給会社
towaie

『[窓] MADO』に投稿された感想・評価

団地で起きた訴訟裁判にまで発展したタバコの受動喫煙問題をフィクションとして描いた作品です。

題材としては、近年よく聞く話題ですし、描き方としても面白みはありましたが、裁判シーンを省略して、結末を語るのは大変もったいないと思いました。

階下の住人が喫煙する事実から、タバコの煙による健康被害を受けたとする娘のために、奮闘する父親の記録(日記)だけを追い続け、その盲信的な思い込みが、異常行動に発展していく様だけが終盤まで描かれていて、それがミスリードとして、被害者的立場であった当人が、喫煙者=悪人というイメージの恫喝を加害的に植え付けていて、映画としては決して悪くはなかったです。

鑑賞後、実際の訴訟問題について検索したところ陳述書などの書面を閲覧することができたのですが、映画では端的に流れているところの意味、階下の住人の観察や、診断書のさじ加減、団地全体の呼びかけなど、階下の住人側からの事実の側面が見えてきました。

これを踏まえると裁判では診断書を書いた医師の責任が重く、父親が隠しているある事実も含めて、訴訟による訴えが的確かどうかという視点、複眼的な見せ方を後半で時間を割くことができたなら、真実というどんでん返しが、より効果的なクライマックスが作れたように感じました。
2024年 110作品目

 面白かったです。
 お勧めします。

 団地に住んでるA家。
 下の階に住んでるB家。

 B家からのタバコの煙害で
 A家の娘が化学物質過敏症になった。
 A家はB家へ損害賠償裁判を行なった。

 ただのご近所トラブル映画ではなかった。

 A家にとっては家族が病に倒れた。
 悩み、苦しみ、追い詰められ、B家が
 悪いと思い込む。医者や弁護士に唆され、
 無茶な訴訟をして敗れた物語。

 B家にとっては言われも無い事で
 訴えられ、ご近所に変な目で見られ
 精神的に追い詰められながら戦い、
 勝訴を勝ち取った物語。

 無関心、無責任な第三者の眼、声。
 それが一番怖い。A家もB家も被害者。

 A家の父親の日記を軸に進む。
 娘の体調の悪化は痛々しい。
 発言が一方的過ぎてソレが正義か?
 B家を悪と見れない。
 終始疑問を持ちながら鑑賞していました。

 結局、オマエか!

 上映館が少ないのが残念。
 配信開始しましたら候補の一つに是非。
実際に団地で起こったタバコの煙による健康被害の争いをベースに描いた作品。
作ったのは被告側の息子の麻王監督。
ただ被告側の目線だけでなく、原告側の目線もしっかり取り入れて、見る側によって(それは観客目線も含めて)違う形に感じることを伝えたかったのだろう。
『[窓]MADO』というタイトルにも外側からと内側からとでは違って見えるという意味が込められているのではないか。

原告の父を演じた西村まさ彦さんの実際の日記と暴こうとする映像の切り替えが観るものをグイグイ引き込んでいく。

麻王監督、西村まさ彦さん、大島葉子さんによる舞台挨拶。
実際にナレーションは団地の公民館で録音したそうです。たまに知らないおじいちゃんが入ってきたりしたそうで笑
あまり映画の現場に慣れてないスタッフが多かったが、作ろうとする熱意が新鮮だったと西村さん。
西村さんの過剰な演技に笑いを堪えるのに必死だったと大島さん。
自ら物販解説をするなど、重い映画とは打って変わり、笑いに溢れた舞台挨拶でした!

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