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釣鐘草
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『釣鐘草』に投稿された感想・評価

これは傑作。子役時代(といっても高校生)のデコちゃんを見れる。
冒頭で水汲みする場面での弟を優しい目でみつつ髪をかきあげる場面が特に良かった。
危篤の弟に会いに木馬を抱えてダッシュする場面はサイレント的だ。(ボリス・バルネット『帽子箱を持った少女』を思い出す)

小舟に乗せられた木馬のアップなどショットが強えええって感じ。
嫁入りの行列にデコちゃんが出くわした時の正面からのクローズアップも良くて、ただのクローズアップなのに何でこんなに他と比べて良いのか考えてしまう。撮影なのか照明なのか、、
Taul
2.0
国立映画アーカイブ 生誕100年 高峰秀子。『姉の出征』と『釣鐘草』を初鑑賞。どちらも1940年製作で16歳、明るく健気な少女を演じる。戦争の時代、特に前者はプロパガンダ色が強いが、耐え忍び泣かせという時、観客に見事に訴える主人公としての演技の安定感。当時の人はそれを見に行ったのだろうし。

『釣鐘草』原作:吉屋信子、監督:石田民三。高峰秀子は責任感の強い姉で、川を渡るシーンが彼岸と此岸を表す。その健気さに心打たれ、クライマックスには泣かされる。
ENDO
4.0
ロケーションと演出が絡み合う。彼岸と此岸。ここぞとばかりに心に寄り添うズームの連続。子供たちのケンカ中に投げられる玩具は画面外から。そもそも一家離散となった原因の父親は写真ですら一度も画面に登場しない。『花つみ日記』のメンバーと師範学校で再会。清水美佐子が脇役ながらデコちゃんを支える。渡場を経由して河岸で待つ弟。舟を自ら牽引するデコちゃんの運動と固定されたカメラと動かない木馬。彼岸と此岸、あっという間の死。写真が導く実像の沢村貞子。三世代間の気持ちが通じ合った時は既に何もかもが手遅れ。北沢彪の優しさが通底する。デコちゃんのクローズアップ、墓場での歌唱、いずれにしろアイドル!

➖併映➖
『姉の出征』
【スタッフ&キャスト】製作:竹井諒 原作:真壁博 脚本:真壁博 監督:近藤勝彦 撮影:川崎喜久三 音楽:鈴木静一 出演:小杉義男/英百合子/山根寿子/高峰秀子/進藤英太郎/神田千鶴子

完全なプロパガンダ映画だが、小豆島のロケーションが素晴らしい。キアロスタミ監督の『風が吹くまま』などの映画よろしく、ジグザグ道を俯瞰するカメラ。しっかり風が吹いてる。そして人物たちの集団的な静止と流動。とにかくドリーの連続。そしてスタンダードサイズを活かした奥行き。カメラはデコちゃんの実家である蔵屋敷を動き続ける。止まったら死んでしまうかの如く。幼いながら出征中の姉に代わり、家を支えるために自分の青春を捧げるであろう未来に途方に暮れる。

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