国立映画アーカイブ 生誕100年 高峰秀子。『姉の出征』と『釣鐘草』を初鑑賞。どちらも1940年製作で16歳、明るく健気な少女を演じる。戦争の時代、特に前者はプロパガンダ色が強いが、耐え忍び泣かせと…
>>続きを読む『姉の出征』と二本立てで鑑賞。『姉の出征』の高峰秀子が田舎の少女で憧れの姉の帰郷を迎えるのに対して、『釣鐘草』は師範学校に通う高峰秀子が弟の下に戻って来るという二本立て内で対比させたのが興味深いプロ…
>>続きを読む併映された『姉の出征』(3.7点位つけるかも)の見事な絵の作り方のあとに本作を見てしまうと、さすがに厳しいし、話も見えてしまうのだが、筏にのり遠ざかっていく姉と弟の距離感、背を向け悲嘆に暮れる弓子(…
>>続きを読むロケーションと演出が絡み合う。彼岸と此岸。ここぞとばかりに心に寄り添うズームの連続。子供たちのケンカ中に投げられる玩具は画面外から。そもそも一家離散となった原因の父親は写真ですら一度も画面に登場しな…
>>続きを読むこれは傑作。子役時代(といっても高校生)のデコちゃんを見れる。
冒頭で水汲みする場面での弟を優しい目でみつつ髪をかきあげる場面が特に良かった。
危篤の弟に会いに木馬を抱えてダッシュする場面はサイレン…