釣鐘草の作品情報・感想・評価

釣鐘草1940年製作の映画)

上映日:1940年07月02日

製作国:

上映時間:68分

3.4

『釣鐘草』に投稿された感想・評価

cil
3.5
姉の眼差しに泣ける
石田民三の描く女性というか母性は中々日本人にしか伝わらない感覚
Taul
2.0

国立映画アーカイブ 生誕100年 高峰秀子。『姉の出征』と『釣鐘草』を初鑑賞。どちらも1940年製作で16歳、明るく健気な少女を演じる。戦争の時代、特に前者はプロパガンダ色が強いが、耐え忍び泣かせと…

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『姉の出征』と二本立てで鑑賞。『姉の出征』の高峰秀子が田舎の少女で憧れの姉の帰郷を迎えるのに対して、『釣鐘草』は師範学校に通う高峰秀子が弟の下に戻って来るという二本立て内で対比させたのが興味深いプロ…

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併映された『姉の出征』(3.7点位つけるかも)の見事な絵の作り方のあとに本作を見てしまうと、さすがに厳しいし、話も見えてしまうのだが、筏にのり遠ざかっていく姉と弟の距離感、背を向け悲嘆に暮れる弓子(…

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2024.4.28@国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(併映『姉の出征』)
ENDO
4.0

ロケーションと演出が絡み合う。彼岸と此岸。ここぞとばかりに心に寄り添うズームの連続。子供たちのケンカ中に投げられる玩具は画面外から。そもそも一家離散となった原因の父親は写真ですら一度も画面に登場しな…

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弟のこと思い出して号泣してもうたワロタ

高峰秀子、目ヤベエ〜〜〜

これは傑作。子役時代(といっても高校生)のデコちゃんを見れる。
冒頭で水汲みする場面での弟を優しい目でみつつ髪をかきあげる場面が特に良かった。
危篤の弟に会いに木馬を抱えてダッシュする場面はサイレン…

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Gocta
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家庭の事情から親戚の家に預けられ、母親とも離れて暮らす姉弟のお話。高峰秀子が演じる責任感の強い姉が健気。
無茶な繋ぎで不気味な急展開になってるのは最早味。小舟と木馬の揺れが駆り立てる不安定感。
慌ただしい女学寮の初夜と自慢の母紹介ローテで堪えられない高峰秀子には感情移入するでしょ…こんなの…。

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