「流れ星が落っこったんだよ、拾いに行くんだよ」
子供のありったけの無邪気さ、素直さを掬い取った名編。
無実の罪で父親が逮捕された後、
離れ離れになる善太と三平。
おじさんのところで厄介になる三平…
清水宏監督は私が好きなベクトルの表現をする作家であることが分かったのでいろんな作品を観ていく。
物語の自然さに人間、特に子どもたちの感情や行動の真っぽさの凄み。同時に撮影も良い。境界や奥行きの見せ…
戦前の子供の日常がわかる作品。
こんな遊び方、話し方、泣き方・・・・
ターザン流行ってたんだ。あと幻の東京オリンピック。
お父さんが捕まって書類が見つかって帰ってきて、あたりはちょっとご都合よすぎだ…
何度も出てくる子供たちの走る映像の奥行きがいい。子供が子供らしくイキイキとしている。清水宏監督が子供を描くのがうまいと言われた理由がわかりました。
“風の中=世間や逆風”に立つ兄弟の話。父が職場の…
坪田譲治の児童文学を、斎藤良輔と清水が脚色した、子供の世界。本作の成功が、「子供の四季」「みかへりの塔」「蜂の巣の子供たち」「しいのみ学園」へと継続発展する。子役にも恵まれ、清水と子供の相性の良さも…
>>続きを読む◎松竹の名子役大集結 父不在で他所に預ける子供
1937年 松竹大船 モノクロ 86分 スタンダード
モノラル *若干ホワイトノイズあれど比較的良好
子どもたちの自由闊達な活躍ぶりが目に眩しい作…
記録
この会話や行為における反復やそのリズムは、やはり小津を想起してしまう。しかし、清水宏の映画では子どもたちが画面に活気をもたらし、より運動性が高い。
そして、やはり清水宏が水を撮れるというこ…
1936年配給の映画などは中々、鑑賞機会がないので、今回はシネ・ヌーヴォさんでスクリーン鑑賞。
小さな箱の映画館ですが、満員でパイプ椅子を出してましたね。
決して、複雑なストーリーではない、日常にあ…
【2024優秀映画鑑賞会@シネ・ヌーヴォ】
清水宏監督作品。
1937年キネマ旬報日本映画ベストテンで第4位を獲得した本作。本作により児童映画第一人者として評価されることになる清水宏。映画全体を通し…
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