人間ってほんとどうしようもなくクソだけど、それだけじゃ終わらない深みがあって、愛情もあって、捨てたもんじゃないよなって思う。
堤監督が持つ哲学とか人間に対しての思いとかがもりもりで、作品vs観客でデ…
原案はそれこそAIベースの戯曲だそうで、AI社会の行く末を端的に示唆した意欲作だと思う、それぞれ異なる人間の記憶を種として埋め込まれた15体のアンドロイドが、前半の「学習」フェーズから、後半になるに…
>>続きを読む注釈:この映画は単純ではないです。これは大前提です。
まず、この映画の内容は「哲学的で論理的で考えさせられるディベートがエキサイティング!」というものではなく「監督の主張をじっくり考察して自分なりの…
『truth』なんかもそうでしたが、堤監督はこういうインディーズっぽい作品の方が、規制や忖度に縛られずに自由なアイデアを発揮出来ますね。
で、作品内容はかなり実験的。三谷監督の『12人の〜』よりも…
脚本もさることながら役者の演技も魅力的な作品。ワンシュチエーションで場面が切り替わらなかったり、ずっと会話だけなのでリズム感が平坦にはなっていたが、そこは堤監督の演出にひきこまれたり、映画の問いかけ…
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