
とある8月31日の夜。 地元のスケボー少年の新垣が転落死を遂げた。高校三年生のコウは新垣の死を知り、今は疎遠になっていた新垣のことを思い出す。幼い頃に母親を亡くしたコウ。当時、コウは母親の葬式会場から新垣と一緒に抜け出したことがあり、その事で親戚に不謹慎だと言われた記憶があった。そんな記憶と新垣の死がどうも引っかかるのであった。8月31日に何があったのか─。新垣を取り巻く、どこか冷たく、刹那的な少年少女の日常が生々しく描かれる。
ヤクザへの上納金に四苦八苦しながら、いつかはそのヤクザを越えたいと野心をくすぶらせる上條の前に、眉一つ動かさずにヤクザを殺す男、荒野が現れた。荒野はスポーツバッグいっぱいにナイフを詰め、ヤ…
>>続きを読む2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。イギリスの戯曲を日本で初上演する。 戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」…
>>続きを読む15歳、人を愛せると思っていた。 15歳、人を愛したことは無かった。 東京ではないどこかの町。 父親が実はゲイだと知り、自分もそうかもしれないと思いはじめる15歳の少年、銀。 母親から虐待…
>>続きを読む大人への失望。親への憎悪。誰ともつながれない寂しさと疎外感。それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生。夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集っては、足りない何かを埋…
>>続きを読むある日、誠(安楽涼)の兄が犯罪を犯した。それを苦にした父は自殺し、誠は母親に助けを求めたが、母は助けては くれなかった。誠は家を飛び出し、自分を傷つけてくれるものを探した。そして、一人の浮…
>>続きを読むどこか人任せなフリーターの新平は、幼馴染で彼女の咲と別れた日、 訪れた映画館で佳純と出会う。 意気投合した2人は夜の街を一緒に過ごす。 しばらくして新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める…
>>続きを読む工場に勤める寡黙な渉(坂東龍汰)、飲食店員の血の気の多い英治(髙橋里恩)、介護士の一見温厚そうに見える光則(清水尚弥)は、互いに幼馴染の若者である。 「不幸はドラマになるからよ」ある晩秋の…
>>続きを読む神崎(野村⼀瑛)は何か思い詰めた表情で、街へ出かける。タクシーが捕まらず、背中を丸め道端に座り込んでいると車道越しにひったくり現場を目撃。⼀心不乱に走り出した神崎は、ひったくりをしていた山…
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