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モダンかアナーキーの作品紹介

モダンかアナーキーのあらすじ

とある8月31日の夜。 地元のスケボー少年の新垣が転落死を遂げた。高校三年生のコウは新垣の死を知り、今は疎遠になっていた新垣のことを思い出す。幼い頃に母親を亡くしたコウ。当時、コウは母親の葬式会場から新垣と一緒に抜け出したことがあり、その事で親戚に不謹慎だと言われた記憶があった。そんな記憶と新垣の死がどうも引っかかるのであった。8月31日に何があったのか─。新垣を取り巻く、どこか冷たく、刹那的な少年少女の日常が生々しく描かれる。

モダンかアナーキーの監督

杉本大地

原題
製作年
2023年
製作国・地域
日本
上映時間
78分

『モダンかアナーキー』に投稿された感想・評価

7月から2週間限定で公開されている自主映画。
スケボー仲間の死を巡る記憶を冷淡な目線で切り取るお話。

上手く文章にまとまらないので、鑑賞記録としてメモ的になります。
読みづらくてすいません。

自主映画ではありますが、PFFグランプリを受賞されているし、当時はともかく有名俳優をキャスティングしているし、一般料金を払って観てるので、商業映画と同等として見ていくとして、日本の商業映画では拾いきれないような少年少女たちの仲間意識のドライさ、ある意味の冷淡さは映し出されていて、そういう瞬間瞬間の映像は良かったです。

しかし、映画内でのスケボー少年たちを追ったドキュメンタリータッチの部分とそれ以外の偶然性を装ったカメラワークまたはカメラ運用や録音精度は、映画全体が時系列をバラバラにしている上で、不安定なカメラを見せられると、登場人物自体が特定しにくく、物語を追うこと自体も集中力を欠いてしまい、マイナスに働いてしまうことのほうが多かったように感じました。

制作者はシナリオの細部まで理解しているのでしょうが、観る側としての登場人物や物語の輪郭への印象づけを定着させる意識をもう少しできていれば、幅広い世代に受け入れやすくなったように思えます。

映画全体に流れる負の感情、ネガティブな空気感を纏わすことには成功しているので、今作の登場人物たちと同世代くらいの方にとっては、刺さるニュアンスになってると思いました。
ハル
3.5
評価が難しいなこれは…
未完成かつ荒削り、自主制作感たっぷりの尖りきったインディーズ作品だった。
完成した商業映画として捉えると、色々成立していない雑さが見え隠れしちゃうので、この規模ならでは。
クリエイター達の熱量の高さ、燻った感情で作りきった“映画に対する想い”が迸っている。

制作は4年前、いまや新人賞を総ナメにして邦画界で名を馳せている河合優実がオーディションで選ばれていたり、村上虹郎、金子大地の輝きを見ても、演者陣の魂の削り合い、その迫力は半端じゃない。
急遽登壇した杉本監督からは「仲良しこよしではない、バチバチのやり合いだった」との言葉。
本当にその通り。
感情のぶつけ合いが刺々しく、言葉や所作の一つ一つが突き刺さるんだ。
居心地の悪さ、嫌な空気感がはっきりと伝わってくるし、まだ“何者でもない彼ら”の生の芝居が場を支配しているような感覚。
スクリーン内から放たれる強烈な圧。
「映画に出たい!もっとやりたい!!」そんなエネルギーが奔流していた。

10代のあの頃、荒れてるやつとか訳わからないやつが沢山いて、不思議とそういう悪ガキが格好良く見えてしまう時期。
劇中のアイテムとして警棒がでてくるけど、あれはマジで硬いし痛いんだよね。
ガラの悪いエリア出身だからメリケンサックや警棒など学校に転がっていて、色々触ってみたけど、一番ヤバイのが警棒。
子供でも簡単に大人の頭蓋骨かち割れるくらいの武器なので、あれが出てくるあたりに本作が醸し出す匂い、ダークな雰囲気を感じられる。

そして…幕の下ろし方も賛否両論を生むはず。
ただ、あそこでバッサリ終わらすのが本作の流儀なのかなと、妙に納得してしまう。
役者も監督も若く、まだまだ成長過程の存在。
彼らの今後を見続けることが、この洗練されていない等身大の作品に礎としての意味を持たせるのだろう。
Juzo
4.8
夜が深まる8月31日、あるスケボー少年・新垣の転落死をきっかけに、高校生のコウの意識と記憶がひび割れて浮かび上がる。この映画は、彼らが生きる刹那がどれほど鮮やかで、またどれほど脆かったかを、痛みとともに映し出す。
思い出と現在とが行き来し、幼なじみとの微かな記憶がゆっくりと形を変えていく。コウが新垣と交わしたであろう、曖昧な約束、懐かしさ、そしてなんとなく抱えていた罪悪感。すべてが今この瞬間を照らす刹那の光となる。

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