
とある8月31日の夜。 地元のスケボー少年の新垣が転落死を遂げた。高校三年生のコウは新垣の死を知り、今は疎遠になっていた新垣のことを思い出す。幼い頃に母親を亡くしたコウ。当時、コウは母親の葬式会場から新垣と一緒に抜け出したことがあり、その事で親戚に不謹慎だと言われた記憶があった。そんな記憶と新垣の死がどうも引っかかるのであった。8月31日に何があったのか─。新垣を取り巻く、どこか冷たく、刹那的な少年少女の日常が生々しく描かれる。
ヤクザへの上納金に四苦八苦しながら、いつかはそのヤクザを越えたいと野心をくすぶらせる上條の前に、眉一つ動かさずにヤクザを殺す男、荒野が現れた。荒野はスポーツバッグいっぱいにナイフを詰め、ヤ…
>>続きを読む主人公の少年タロウには名前がない。戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。そんな“何者でもない”タロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。エージ、スギオはそれぞれやるせない悩…
>>続きを読む15歳、人を愛せると思っていた。 15歳、人を愛したことは無かった。 東京ではないどこかの町。 父親が実はゲイだと知り、自分もそうかもしれないと思いはじめる15歳の少年、銀。 母親から虐待…
>>続きを読む神崎(野村⼀瑛)は何か思い詰めた表情で、街へ出かける。タクシーが捕まらず、背中を丸め道端に座り込んでいると車道越しにひったくり現場を目撃。⼀心不乱に走り出した神崎は、ひったくりをしていた山…
>>続きを読む大人への失望。親への憎悪。誰ともつながれない寂しさと疎外感。それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生。夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集っては、足りない何かを埋…
>>続きを読む不眠症に悩まされている無職の青年 平岡修二。彼は謝礼の10万円を目当てに、失踪した20代女性「小川翠」を探し続ける。徐々に彼女に意識を占領されていく修二。「なぜ翠は“尋ね人”となってしまっ…
>>続きを読む警察官の粕谷シンゴは、ある日バスジャックに遭遇する。犯人の発砲に若い男が倒れ、サングラスを掛けた女の片目から義眼が転がる。そして犯人は自ら銃身をくわえた。3カ月後、シンゴはバスで撃たれた若…
>>続きを読む記憶か現実か? 生と死のはざまをさまよう怪奇な物語 同棲中のアパートから逃げるように実家に帰ったショウは、繰り返し夢に現れていた中学時代の幼なじみ、ミーコと再会する。だが、どこかおかしい……
>>続きを読む©︎2023 Daichi Sugimoto