これを観てから1年以上たった2024年の秋に
この文章を書いているのだけれども、
未だにこの作品が観たくなる時があって。
この作品でしか救われない気持ちが
本当に本当にたくさんあるんだよ
202…
(別媒体から感想を転記)
2023/07/04
人間の普段の会話では単語にならない色々な感嘆詞が発話されているんだと気づく。どこまで脚本に書かれていたのかわからないけど、吐息や尻切れトンボの語尾み…
「見せたい」よりも、監督なら「撮りたい」、役者なら「演じたい」に注力して作られた印象を受けた。その中でも村上虹郎は演じるも見せるも両立しているように見えた
自分の過去もしくは今と、登場人物を取り巻く…
忘れていた思春期の時のやり場のない感情、人間関係の空気感を思い出して気持ち悪くなった。溜まったフラストレーションを何かにぶつけたくてもぶつけられなくてどうしようもできなかったあの頃。
フジの新垣に対…
10代のこの時だからこその退廃的な危うさ。一昔前の自主映画感が一周回って新鮮にも思える。自分の親や友人である素人を演出して作った『あるみち』から数年を経て、今となっては一流の俳優たちが結集して完成、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
次に何が起こるかわからない、10代特有の無敵さと危うさ、それに加え夜が舞台になっていることで緊張感がより一層高まっていた気がする、どの瞬間も何故か苦しかった、呼吸が浅くなっていた
新垣が、周りの…
©︎2023 Daichi Sugimoto