悪夢を見たいか？

ユヴァル・アドラー監督、脚本、ニコラス・ケイジ、ジョエル・キナマン主演によるスリラー。
妻の出産に向かう途中、突然乗り込んできた謎の男にカージャックされてしまう主人公の姿を描く。
主人公となる会社員のデイビッドをキナマン、カージャックする男をケイジが演じており、他にもダイナーの店員や警察官等も登場するものの、主要キャラクターはほぼこの二人。
冒頭、息子と二人でドライブするデイビッドのシーンでスタート、ここのシークエンスだけで、二人目が産まれそうであること、また流産したであろう子がいることが示されるため、すんなりと本作品の世界観に誘われることに。
そして、ラスベガスにある妻が入院している病院に早々に到着し、デイビッドが降りようとしたところ、後席に謎の男が乗り込んでくるという展開となり、以降、無謀な要求を突きつけてくるケイジ演じる謎の男と、常に困り顔のキナマン演じるデイビッドという構図がしばらく続くのだが、もうここはケイジがノリノリで演じており、デイビッドに話を遮られてキレる様は、もはやコント。
また、基本は車内でのやり取りが多いのかなと思いきや、中盤以降は、前述したダイナーに舞台が移ることもあったのは変化があって良かったところ。
クルマ好きの視点からすると、デイビッドの愛車であり、本作品のメイン舞台となるクルマが、日本では未導入のシボレー・インパラで、かつ少し古めのモデルであることから、プッシュボタン式のエンジンスタートではなく、キーを刺して捻るタイプであったのだが、それも展開に絡んできていたことに加え、序盤にデイビッドがクルマからタバコをポイ捨てするシーンがあり、今どきおいおいと思ったものの、それもまたデイビッドの一面を示したものと考えれば悪くなかったポイント。
全体的には、古き良きアメリカのB級スリラーの雰囲気がムンムンしており、デイビッドの子どもが前半に言う「秘密っていいね」なる台詞が何気に重みがあったとともに、ケイジファンなら誰もが思い描く彼の怪演を拝めることができ、なおかついつもより髪の毛多めの状態を、前日に観たガイ・ナッティヴ、ザーラ・アミール監督署『TATAMI』同様貸切で堪能できたため、満足度は文句なしだった一作。

チェダーかモッツァレラを選べ。

ネタバレはブログに書きました↓
https://x.gd/D8agL
ニコラス・ケイジのファン必見。ニコラス・ケイジのコミカルな怪演で最後まで引っ張っていった映画。言葉にできない気持ちになるラスト。

音楽の使い方がよく、映像の色合いも個性的でライトが効果的に使われていた印象でしたが、ニコラス・ケイジでなければ最後まで見ていられなかっただろうなと思いました。

不思議とテンポの悪さは感じませんでした。
退屈を感じる直前で場面が変わったり、クールな音楽が流れたり、ニコラス・ケイジが変なことをし始めたり。
最後まで退屈せずに見ることができましたが、上級者向けな作品なのではという印象です。

個人的には、内容はそんなに面白くなかったけど、俳優が良かったので面白い映画という印象になった作品です。
ニコラス・ケイジのファンは必見の作品なのではないでしょうか。
物語にはいまいち乗れなかったが、俳優の演技が良くて最後まで楽しめた作品の一つでした。

◾️シンパシー・フォー・ザ・デビルの意味
シンパシーとは同情や哀れみという意味があるため、『悪魔への哀れみ』となるのではないでしょうか。

ローリング・ストーンズの曲に同名の歌がありますが多分本作とはまるで関係ないですね。
その曲の邦題は『悪魔を憐れむ歌』となっています。

ニコラス・ケイジらしからぬ
ビジュに惹かれて鑑賞

う〜ん、個人的に合わなかった

展開がなんとも歯痒いし、
車の中シーンはなんとも
デジャブかって言うぐらい
変わり映えしないし
話が進んでるか進んでないのか
わからず諦めてしまい
途中記憶飛んでしまったwww

ドリームシナリオに続き
ちょっと合わなかった、、、

Longlegsに期待

• #25-023