自動車にはじまり自動車に終わる、夫からの逃避行スリラー。アイダ・ルピノの動揺を映し出す鏡・反射、彼女が家から抜け出すシーンの窓(ここクッッソホラー！)、電話する彼女を男が扉の向こうから眺めているロングの縦構図は白眉。螺旋階段の俯瞰がヒッチコックのようだ

自分の中では高打率なマイケルゴードン監督作。
いやー、あるべきクライマックスがきちんとあってハラハラしたなあ。爆音と暗闇と男２人と女２人😨。

父が営む製材所のひとり娘が主人公。
工場長は彼女との結婚を目論むが、拒まれる。
ある日、父親が亡くなり、その悲しみと工場長の支えから、工場長と結婚することになるが、、、。

あとはタイトル通り。
逃げる🏃💨。理由は作品をご覧下さい🙇‍♂️。

この後、旦那となるハワードダフがヒロインを助ける一般人ヒーローとして登場。ダフ好きだなあ。なんか力の抜き加減がカッコ良い👍。

途中までは解説も多いし、映画的な強引な盛り上げもあったり、まあ凡作かなあと思ってたけど、中盤以降盛り返しまくって、大満足で終わった😳😆👏。マクナリーからしたら最後ホラーだよなあ😱。

※
身を隠すのに金髪？？💇‍♀️。
ってなるほどね😏。

コスミック出版のDVDボックス「名優が演じる迷霧の世界」収録の、結婚したばかりの夫から逃れる妻の逃走劇を描いたアイダ・ルピノ主演のサスペンス。

主人公である妻は製材所の跡取り娘で夫はそこの工場長。この夫が曲者で妻の父を事故に見せかけて殺し、浮気がバレれば車を細工して妻を事故死させようと企み、なんとか逃れれば懸賞金をかけてじわりじわりと追い詰めていきます。

逃げたバス内でのミスリードを挟みつつ、逃走を手助けする男が現れるが彼も本当の味方かそうでないか終盤まで微妙故適度な緊張感が有り、パーティーのゲストに扮して夫が妻を静かに追い掛けるシーンにおけるビルの階段を真上から撮ったアングルや列車内の部屋に待ち構えていた夫を部屋に備え付けの鏡で映す演出がなんとも印象的。

夫の浮気相手も追っ手となる終盤の夜の工場での逃亡もこの時代らしく影が効果的で、妻と浮気相手をはっきり判別しなかったことで墓穴を掘ってしまう夫の顛末が痛快でした。