世界観の広がりを もう少し期待したかった
と思います …… 🤔✨


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• #Netflix-2024

Netflixにて配信開始‼️

さて、前作はスターウォーズ裏面みたいな評価だったが、今回はかなり七人の侍、ローグ・ワン感が強かった

制服はほぼロシア😅、重火器で必死に年貢を集めるマジメな帝国と戦う農民と兵士たち

七人の侍はそれぞれかなりなバックグラウンドであることが判明、単なる市井の人ではなかった‼️

ジャイモン・フンスーええね‼️

個人的にはロボット騎士のJimmyくんの動きが好き

ゲリラ戦で意外と強力な小型武器で戦艦を落とすのは楽しかった。

しかし、まだ続くのに期待値上がるほど没入感得られず。

【何のために戦うのか】

「7人の侍」にインスパイアされて制作された作品と言われているが、最終的に誰が7人目かといったところも注目だ。

もう最初の方でバレバレだと思うけれどね😁

僕は結構楽しんだ。

「DUNE」シリーズでは収奪の対象はスパイス「メランジ」だったが、この「レベル・ムーン」シリーズでは穀物だ。

ロシアがウクライナに侵攻した時に、養老孟司さんがロシアは農業国だってことも関係しているのかなと考えているとお話ししていたことも思い出した。

60年後には人口増加が続くアフリカが世界人口の半分を占めるのだそうだ。

中国が人口減少に転じ、インドの人口増加に注目が行きがちだが、アフリカの人口爆発も将来の食糧問題を考えるうえで大切な気がする。特にアフリカの輸出の70%は原油によるものと言われていて、こちらの依存度は再生可能エネルギーへの転換で世界需要は相対的に減る傾向と見通されているのに対し、アフリカの食糧は穀物輸入に頼っていて、これに大きな変化はなく、当然増える一方だからだ。

そういう意味で、ちょー地味だが、この「レベル・ムーン」は面白いところに着眼したなと思う。

そして、戦い。

正直な感想として、一部を除いてキャラクター付けは弱い気がする。

ただ、本当は全編を通じて「何のために戦うのか」を考えるような構成にしたかったのだと思う。

（以下ネタバレ）

象徴的なのは、寡黙なネメシスだ。

ネメシスは「PART１」で「復讐と正義は違う」と言っていたが、実は内に後悔と復讐心にも近い複雑な気持ちを秘めていた。

仲間のために多くの敵に立ちはだかり命を賭して戦ったが、しかし、自分のことを命を顧みず助けようとしてくれた少年の気持ちに触れ、”愛する”、或いは、”助ける”とは一方方向のものではないと気づき心が救われたのではないのか。

こうしたところも大人は娯楽性にばかり着目しないでリテラシーを発揮して子供に説明しないといけないところだと思う。

また、”愛する人のために戦う”が主要なテーマになるのだが、同時に”自由のために戦った”のではないかと僕は思う。

ウクライナやガザのことを考えると理不尽さばかり心にのしかかる。

ウクライナはアメリカのグレート・プレーンズと並ぶ穀倉地帯をもち、ロシアと並ぶアフリカの食糧供給地でもある。

食料廃棄率の高い日本も、もっと真剣に食糧廃棄問題や食糧安全保障について考えるべき時が来ているような気がする。

それにしても、ジェームズ、君が7人目の最後の一人だとは分かっていたけれども、とにかく遅いよー！！

実は、ジェームズが最強かもね😁