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来し方 行く末/耳をかたむけての作品紹介

来し方 行く末/耳をかたむけてのあらすじ

主人公のウェン・シャンは大学院まで進学しながら、脚本家として商業デビューが叶わず、不思議な同居人シャオインと暮らしながら、今は葬儀場での〈弔辞の代筆業〉のアルバイトで生計を立てている。丁寧な取材による弔辞は好評だが、本人はミドルエイジへと差し掛かる年齢で、このままで良いのか、時間を見つけては動物園へ行き、自問自答する。同居していた父親との交流が少なかった男性、共に起業した友人の突然死に戸惑う会社員、余命宣告を受けて自身の弔辞を依頼する婦人、ネットで知り合った顔も知らない声優仲間を探す女性など、様々な境遇の依頼主たちとの交流を通して、ウェンの中で止まっていた時間がゆっくりと進みだす。

来し方 行く末/耳をかたむけての監督

リウ・ジアイン

原題
不虚此行/All Ears
公式サイト
https://mimosafilms.com/koshikata/
製作年
2023年
製作国
中国
上映時間
119分
ジャンル
ドラマ青春ファミリー
配給会社
ミモザフィルムズ

『来し方 行く末/耳をかたむけて』に投稿された感想・評価

【ごく普通の人間には創作活動ができないのか?】

売れない脚本家が弔辞の代筆業を営む姿を描きながら、標題の問いへの解答を模索していきます。
結局、お亡くなりになった一人一人に生きてきたドラマがあり、
どんなに変わった人でも、付き合いが長くなると、それが普通になるし、
ひとりの人も、見方を変えれば、様々な側面を持っているし、
普通なんて概念はそもそも存在しない。
みたいに、この映画を観ていて思えてきます。
結局、書きたい物語があれば、伝えたい物語があれば、それで良いんです。

とても繊細に、生みの苦しみや、人々の人生模様、死生観が描かれています。
主演のフー・ゴー(胡歌)(「鵞鳥湖の夜」など)の静かな演技も心に沁みてきます。
映画館でじっくり味わいたい作品です。

カツセマサヒコ(パンフレットにコラム寄稿)×岡本真帆(飲み友だち)トークショー付上映で鑑賞したのですが、
物書き人種だから分かる、創作の難しさなどをお聞きして、いい映画を観た後の良い余韻に浸れました。
タバコ吸ってる時の友達との会話が妙に残る。ああいう皮肉とかちょっとした面白い事言うやつって人生で最も大事なスパイスなんだよね〜うん、わかるわかる。そういうユーモアのある友達大事にしたほうがいい!

北京の端っこの小さなボロアパートで暮らしている30代?の男。脚本家になりたかった夢を諦め、葬式の弔文を書くのを生業としてる。静かすぎて寝てしまいそうだが、なかなかよかったかも。アパートが片付いてないしボロいのだが、その部屋が愛おしくなる。そういう丁寧な男の動きや生活や細部の描き方がすごいね!猫が良かった。こうやって故人の人生を深く自分の中に落とし込み、丁寧に生きる。そうすれば故人の思いも浮かばれ、自分も少し幸せに近づく。人生ってそういうものですね、華やかな仕事でなくていいんだ、っていうメッセージ受け取った。


東京国際映画祭2023年1本目
4.0
中国が誇るトップスターの共演。上海国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀男優賞(フー・ゴー)を受賞した今作は、リウ・ジアイン監督の14ぶりの新作になる。

とても静かなトーンで淡々と流れる物語は劇的な展開があるわけではないが、あまり聞かない弔辞の代筆業という変わった仕事を通して、40歳を前にした男性が自分の生き方をもう一度見つめて行く胸に沁みるヒューマンドラマだった。

中国の北京郊外。大学院まで進学しながら脚本家として芽が出ず、弔辞の代筆業で生計を立てているウェン・シャン(フー・ゴー)。不思議な同居人シャオイン(ウー・レイ)と暮らしている。依頼主の声にじっくり耳を傾けて、故人の人生を丁寧な言葉で紡いでいく彼の弔辞は評判が良い。誠実な人柄で様々な境遇の幾つもの人生に寄り添うウェン・シャン。しかし、彼自身弔辞の代筆業という仕事に後ろめたさがあるのか、親にはドラマの脚本を書いていると嘘を言い故郷にもずっと帰っていない。そんなウェン・シャンを大学の恩師は物書きには違いないと励ます。やがて依頼主たちとの交流を通して生まれたささやかな心の変化が、諦めかけていた夢に向かって動き出す。

邦題の「来し方行く末」(きしかたゆくすえ)はこれまで歩んできた道とこれから向かう先のこと。原題は「不虚此行」(ぶきょしこう)「この旅は無駄ではなかった」という意味。回り道をしても無駄な人生なんてない。後悔などせず意味あるものとして捉えよう。そんなメッセージと共に生きることの意義や家族との絆について柔らかな世界観で描かれている。

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