なぜこんな映画を作ってしまったんだ。
ジャ・ジャンクーはフィクション=虚構の中で現代を捉え、歴史を語らせる映画を作っていた。中国全土を舞台とした装置に組み込まれながらも逞しく生きる人間たちの姿、国家…
国によってつくられた人生から我に返るとき、
人はどうするのか———
私の育った中国の現実がリアルに表現されている。
面白かった!———楊逸(作家 芥川賞受賞作「時が滲む朝」)
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 ̄…
成都にある420工場で働いていた労働者たちの話。ほぼドキュメンタリーのようなインタビューの繰り返し。その中で要所で入り込んできた麻雀とかローラースケートのショットは見もの。すべきことがあれば老けるの…
>>続きを読む大好き、なによりこの人が切り取る表情が好き
インタビュー前の数秒間のカットが好き(特に途中からポーズを取り出す女性のカット、愛らしい
瀋陽から来た人も、最初から工場で生まれ育った人も寄せ集まって故…
(別媒体から感想を転記)
2023/08/29
早起きできたので買ってあったDVDを鑑賞。四川省成都の巨大な国営工場「420工場」が閉鎖される。工場で働いた人たちへの語りから、身を粉にして働き中国…
終焉を迎える大きい工場で働いていた人々にインタビューするセミドキュメンタリーのようなモキュメンタリーのような作品。実際の人物と役者を交ぜる不思議な演出。420工場って名前がいかつい笑
労働者数人の人…
ジャジャンクー5本目。
映画としてはとても退屈で一気に観られず30分弱ずつ4日かけて観た。
描かれている世界観というか内容は悪くないし全て観終えればなんとなく浮かび上がるメッセージのようなものも感じ…
「薄く広がっていく牛乳」の詩と一緒に倒れた工場の壁の煙が広がっていくシーンに物凄く仏教を感じました。変わっていく四川を否定も肯定もせず、あるようにあるのだとただ眺める感じです。諸行無常ですね。
四…