
ケベックには、言葉にできない恐怖を体験した子どもたちがいる。 戦争や暴力から逃れてきた難民である彼らは、通常の生活に適応しなければならない。 一度は自分の存在意義を見失った子どもたちが、再び意味を見出すにはどうしたらいいのか。 それぞれの事情を抱えた子どもたちは、どのように学校生活に溶け込めばいいのか。 紛争に関連するトラウマを専門とする心理学者ガリン・パパジアン・ゾラビアンは、かつて経験したアルメニア人虐殺とレバノン内戦の記憶を背負い、ケベック州の学校の教師たちに、教室にやってくる難民の心理社会的問題に対処するためのトレーニングを行っている。
主人公はアンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアルの5人のこどもたち。 彼らに共通するのはみな病気を患っているということ。 治療を続けながらも、毎日を精一杯生きる姿を優しい視線…
>>続きを読む社会運動家としても精力的に活動する彼が、自らギリシャのレスボス島を中心に、23カ国を超える40箇所もの難民キャンプを訪れ、インタビューを敢行。貧困・戦争・気候変動など、様々な理由で増加し続…
>>続きを読む日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、77年の年月が経とうとしている。本土への疎開のため多くの子供達が乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈…
>>続きを読むアーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で87 歳(映画製作時)のピアノ教師、シーモア・バーンスタインと出会う。たちまち安心感に包まれ、シー…
>>続きを読むローマ教皇の旅――2013 年のランペドゥーサ島から始まり、2022 年のコロナ禍のマルタ共和国まで。難民問題、 紛争に苦しむ中東やアフリカ、アメリカでは平和について語り、被爆地である日本…
>>続きを読むウクライナでの戦争により難民となったオルガと孫娘のミラナ。2人はオーストリア・アルプスのサマーキャンプに参加し、勇気をもって自分たちの限界に挑み、お互いの絆を深め合っていきます。