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The Contestant(原題)
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『The Contestant(原題)』に投稿された感想・評価

これが日本のストリーミングサービスで見れないことに闇を感じる。
なすびさんのデビューから現在までの半生を追ったドキュメンタリー。残念ながら英米の配信サービスだけらしく日本国内の配信サービスでは見ることができない。

子どもの頃に電波少年は何度か見ていた記憶があるが、今でも覚えているのは懸賞生活となすびさんである。
日本で当時テレビを見ていた人なら恐らくみんなが知っているのではないだろうか。
90年代後半はインターネットがまだ広まっておらず今みたいなSNSも無い時代なので、テレビが翌日の話題の中心になることも多かった頃の番組である。

なすびさんがこの度カーリングの女子日本代表としてオリンピックに出場することになった「フォルティウス」の熱烈なファンということで、最終予選のカナダ・ケロウナでも現地観戦されていたのをきっかけに改めて彼に強い興味を持って、このドキュメンタリーも鑑賞した。

テレビ放送で使われるのは主に賞品が当たって喜んでいる部分。そこだけ見るとカメラの前で面白おかしく振る舞っていてテレビ演出も相まって思わず笑ってしまう。常にバラエティ番組として面白い映像を追い求めた土屋プロデューサーとその裏では精神的に極限まで追い込まれていたなすびさん。

仮に裁判で民事訴訟起こしたら慰謝料・賠償金は桁違いに取れるような番組内容ではあるが、この懸賞生活があったから有名にしてもらった部分もあるし、そもそも当時訴えるなんて考えはないし、お金の問題ではないと別の取材記事のインタビューでは答えている。

たた、本人の知らないところで出版した懸賞日記の印税やビデオソフトの売り上げなども考えると、とてつもなく利益を得たはずなのでそれも含めて本人に還元されるべきだと思うが、「日テレの汐留ビルの柱は一本は僕がつくったんしゃないか」とインタビュー記事で冗談を言うくらい本人の手元にはボーナスは来ていないようである。

そもそも懸賞生活の人選もくじで決められたものなので、運命的なものはあるのだろうが、他の芸人さんなら人によっては逃げ出していてもおかしくない。しかし、なすびさんは最後までやり遂げようと決めて1年3カ月間耐えゴールまで辿り着いた。

韓国の時には最初は続けられないと断ったが、数時間説得というより色々と理由を付けて譲らなかったのだろうが、結局懸賞生活は続けてやることになる。

映画としては前半から中盤は懸賞生活について実際に放送されたものを元の雰囲気を壊さないように英語字幕と英語音声でアレンジした映像と関係者のインタビューを交えて語られる。
後半は東日本大震災とネパール大地震とエベレスト登頂となすびさんの映像が流れる。

雪崩にも巻き込まれたネパールの地震のときは一人で現地に残って救助活動を手伝っていたということには驚かされた。普通はなかなかそこまではできない。

この映画は一番組の特定のコーナーとその出演者の半生にクローズアップした資料映像としても非常に価値の高い作品になっていると思う。

なすびさんにもし実際にお会いすることがあれば個人的にはカーリングの話がしてみたい。

下記の記事はこのドキュメンタリーをより深く知るという意味で参考になった。
https://torja.ca/the-contestant-nasubi
https://www.bbc.com/japanese/articles/c199xv4z8v3o
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a57713dbada0f409233814f39af0b761b73f22e7
https://eiga.com/extra/hosoki/36/
なすび地獄の全裸サバイバル。

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