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本を綴る
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目次

本を綴るの作品紹介

本を綴るのあらすじ

小説が書けなくなった作家・一ノ関哲弘(矢柴俊博)は、全国の本屋を巡りながら本の書評や本屋のコラムを書くことを生業にしている。旅に出て一期一会 の出会いや友人との再会で刺激と温かさ、厳しさを痛感しながら書けなくなった原因と向き合う。哲弘には「悲哀の廃村」というベストセラーがあるがその本が書けなくなった根源でもあった。那須の図書館司書・沙夜(宮本真希)と森の中の本屋を訪れ、古書に挟まれていた恋文を発見する!届かなかった宛て先人に届けるべく京都へ向かう。同級生の・功ニ(長谷川朝晴)は、京都で有名な書店の店長で学生時代のライバル。恋文に書かれた住所は今は無く、本人は亡くなっていたが孫の花(遠藤久美子)が後を継ぎおばんざい屋を営んでいた。花は、婚約者を事故で亡くし何処か一歩踏み出せないでいた。香川で再会した哲弘と花。花は、婚約者のお墓に行き婚約者が助けた女の子と母親に出会い、自分の中の後悔から解き放される。哲弘は、まだ立ち向かうべきものがあると旅を続け、港で移動図書館のお手伝いをする結城と出会い、彼が店長のBARに行き「悲哀の廃村」が置かれているのを見つける。その本を持ってきた漁師の源次(加藤久雄)は哲弘が書いた本の舞台となった永谷集落の出身、源次を探し歩き会いに行く。哲弘の書きたくて書けなかった思いは?哲弘は、行き場の無くなった本を引き取り、新しく誰かの手に届ける!哲弘なりの本屋を作りたいと那須・京都・香川…と旅をしながら考えていた。

本を綴るの監督

篠原哲雄

原題
公式サイト
https://honwotsuzuru.com/
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ
配給会社
アークエンタテインメント

『本を綴る』に投稿された感想・評価

nomore
4.0
「古本は世界に一冊だけの本だ」

本と本屋さんが好きな人には堪らない映画だ。

書けなくなった作家が全国の本屋さんを巡り、再生のきっかけを見つけるロードムービー
いや、作家の再生だけではない。
人と本の居場所である本屋さんの重要性を発見する映画でもありました。

私は映画と映画館が大好きなのですが、同じくらいに本と本屋さんが大好きなのです。

映画も本も物語の力や新たな見方・考え方を与えてくれます。
それが自分の新たな気づきや成長につながると考えています。
映画や本で心を動かすことが、私にとっては何よりの楽しみでもあるのです。

そんな映画や本に出会える場所が、映画館であり本屋さん。
私の人生を豊かにする重要な場所であり、自分が癒され、充実する居場所でもあるのです。

だけど、マチの小さな映画館や本屋さんは特に少なくなってきているそうです。
全国で書店が一軒もない自治体が500近くあるそうです。
全国の自治体の30%近くが書店が一軒もないという現状なのです。

「8割も消えてしまった東京の本屋さんに一人でも多くのお客様が足を運んで貰えるように!」

この映画は、消えゆく本屋さんへの危機感から東京都書店商業組合が開設したYouTubeチャンネルから発展して制作されたそうです。

那須や京都、香川などの個性的な図書館や書店を巡り、本と人が織りなす小さな物語は、私に想像以上に癒しを与えてくれました。

また、移動本屋さんは私もやってみたくなっちゃいました。
「本を綴る」ことも私の夢の一つなのですが、その夢の実現に向けての力になってくれました。

ネットで本を買うことも多い私ですが、本屋さん巡りも大好きなんです。

本屋さんのいいところは、自分でも予期しない本との新たな出合いと発見があること。
普段の自分とは違う観点を持った著者の本があり、たくさんの物語や多様な見方・考え方、価値観に触れることができます。
それによって人生に対する視野が広がり、新たな選択肢や他者とのコミュニケーションにも繋がります。

私にとって一冊一冊の本は「外部脳」なんだと思っています。
本を読むことはその「外部脳」を自分に取り込むことなのです。
(すぐ忘れちゃうんですけどね)

そんな「外部脳」がたくさんある場所である本屋さんがなくなることは、人の知的能力や文化力の低下を招くことにもつながると考えています。

あ、また個人的な思いをつらつら語ってしまいました。
それもこれもこの映画を観たからなのです。

本と本屋さんを巡る作家と人々の小さな物語
本と本屋さんの今と未来を考えるきっかけにもなりますよ。

公開劇場が極めて少ないのが残念でなりません。
興味を持った方は、東京都書店商業組合のYouTubeチャンネルで観ることができるドラマ「本を贈る」をおすすめします。

旅する本屋さん
全国を旅しながら移動本屋さん
やってみたくなりました。
書けなくなった作家が、
本屋を巡るロードムービー。
本好きにはたまらない。

上映後には舞台挨拶があり、
主役の矢芝俊博さん、
脚本の千勝一凜さん、
篠原哲雄監督が登壇。

本や本屋さんが好きな人に
見て欲しく、パンフは本棚に
並べられるような本みたいな
サイズにしたと。
パンフにサインをいただく。
パンフには決定稿のシナリオ付き。
サイズが小さいだけに
活字もちっちゃ!(笑)

那須、京都、香川の3ヵ所が
メインだけど、香川の比率が
思ったより高く、父母ケ浜、
高屋神社、観音寺、高松港等、
香川プロモーションビデオぽい
ロケーション。

香川県民としては、
宮脇書店、ルヌガンガ、半空、
トキ新など日常の風景が
映し出され、ドキュメンタリーのような感覚にもなる。

個人的には京都も懐かしい場所が映ったりして、うるうるしてしまう。
yuchin
3.5
2024/10/06(Sun) @ k’s cinema
初めての映画館での鑑賞。(この映画館、以前は3本立ての任侠映画などやっていた映画館の跡地にできたのではないかなぁ~と思うのですが?どなたかご存知の方がいらしたら、教えてください)ロビーも明るくてきれいなミニシアターでした。
私、映画に負けず劣らず、本が好きでして(読むのも、眺めるのも)、タイトルに惹かれて、見に来てしまいました。主人公は中年の作家さん。1作だけ書いた作品がベストセラーになったものの、その作品が原因で書けなくなってしまい、今は、毎年減少し続ける各地の本屋さんを救済すべく、コラムや書評などを書いて活動している。そんなある日、隠れ家のような小さな本屋さんで本に挟まれている古い恋文を見つけ、それを宛名の方に届けることから物語は動きだす。那須、京都、香川など、その地で本を大切に思う人たちとの交流から、ベストセラー作品で受けた傷も修復され、新たな活動を見出していく物語。劇中に出てくる那須の図書館、恋文を見つけた隠れ家のような本屋さん、京都や香川でも、本に魅せられた個性的な本屋さん、どれも店主の本に対する気持ちがあふれ出すような個性的な本屋さん、どれも行ってみたい本屋さんだ。その一方で、閉店する本屋さんの姿なども描きながら、書店の現状なども教えてくれる。本屋さん、がんばれ~って、応援したくなる作品でした。最近、地方にはいろいろな形態の図書館ができているよう。こちらもいってみたいなぁ~。今回、作中にでてきた那須の図書館で泊まって過ごしてみたくなりました。

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