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かくしごと
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かくしごとの作品紹介

かくしごとのあらすじ

絵本作家の千紗子(杏)は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵(奥田瑛二)の認知症の介護のため、渋々田舎に戻る。他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年(中須翔真)を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、少年と暮らし始めるのだった。 ひとつの“嘘”からはじまった千紗子と少年、そして認知症が進行する父親の三人の生活。最初はぎこちなかった三人だが、次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった。 許されないとわかっていても、なぜ彼女は嘘をついてまで少年を守ろうとしたのか。そして、このひとつの嘘から明かされていく、それぞれの<かくしごと>とは―。ラスト、彼女が知る真実に、あなたもきっと涙する。

かくしごとの監督

かくしごとの出演者

原題
公式サイト
https://happinet-phantom.com/kakushigoto/
製作年
2024年
製作国
日本
ジャンル
ドラマミステリー
配給会社
ハピネットファントム・スタジオ

『かくしごと』に投稿された感想・評価

さよこ

さよこの感想・評価

4.8
【Fan’s Voice独占最速試写会にて鑑賞🎬】
この日の試写会は関根監督のアフタートークがありました。下の方にレポートしているので、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです🙌

👶全体の感想
杏さん演じる主人公の子供への接し方がとても優しくて、それが主人公の過去から連なる贖罪のようにも思え、胸がキュッと締め付けられた。そして自分の気持ちをいくら隠してもふとした瞬間に溢れてしまい、とても切なく、愛に溢れた映画だった。

👶かくしごと
ホントの出来事、ホントの気持ち、ホントの関係…それぞれの登場人物が少しずつ隠し事をして、でもずっと隠し通せるものなんてこの世にほとんど存在しないわけで…ようやく幸せのかたちを見つけたと思ったときの主人公の安堵と希望、そして刹那的な2人の思い出に時折涙が溢れ出た。

👶コントラスト
物語を表すキーワードをあげるとしたら、介護、育児、隠蔽、虐待…など物騒なものがいくつか含まれる。なのに家から見える風景は、緑が美しく、川は澄み、物語と風景の美しさがある種のコントラストになっていてとても良かった。

👶年老いた老人
自分の自覚していないこと、覚えてないことで、気付けば誰かに怒られたり、頭では分かってるんだけど自分じゃどうしようもない状態って、たぶんお互い幸せな結末を迎えるのは難しいと思うんだよね。ほんとにこの状態で生きることが幸せなのかって言ったら自分はNOだし、かといってこの状態の自分が命を断つことができるかっていうとそんな判断できないくらい朦朧としているわけで。生前遺言みたいに、延命しないでください、認知症になったら終わりにしてくださいってできる制度があったら良いのにね。

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📝この先、アフタートークレポートです
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最初の2つは映画ジャーナリストであり司会をされて立田敦子さんからの質問で、3つ目以降は会場にいた人からの質問です🙌

質問)この作品である原作の小説のどのあたりに魅力に感じて映像化されたんでしょうか。
監督)自分の人生において、引っ掛かることが2つあって、小説ではどちらも含まれていたんです。自分(監督)には両親がいたけど、二人とも働きに出ていたので祖父に面倒見てもらっていて。僕が中高生くらいになると祖父が認知症に、まだその頃は痴呆症と呼ばれる時代ですね…になって、当時の自分がこの小説に書いてあるようなことを分かっていれば、あのとき自分には祖父に何かできたかもしれないという想いがずっとある。それと、児童虐待も僕にとって引っ掛かりの1つで、そういったニュースを見た日は眠れなくなることが多くて。自分に子供ができる前からすごく気になっているテーマで、小説では千紗子の視点になって描かれているんですが、その千紗子のパーソナルな部分に惹かれました。

質問)映画のタイトルはいかがでしょう
監督)‍🏫原作の小説は『嘘』というタイトルなんですけど、映画化するにあたって『かくしごと』に変えました。それは原題だと観てる人は"ウソ探し"をしながら観てしまうと思ったから。この物語は嘘の視点だけにとらわれずに見て欲しいと思っていて、映画を公開するときに"嘘"がミスリードにならないようにしたいと思い、原作の方に了解を得てこのタイトルになりました。

質問)この重大な2つのテーマを描くにあたって、どのようなリサーチをされたのでしょうか。
監督)この映画はプロデューサーと二人で作っていきました。プロデューサーから「この小説を映画にできませんか?」とお話があったのがきっかけで。リサーチでいうと児童虐待の研究会を開いて、先生に公演をお願いしたり、どうやったらこういう痛ましいことが起きないようにできるのか?などのお話をお聞きしました。認知症はグループホームに見学に行って取材をしました。奥田瑛二さんも役作りで別の施設ですが見学されに行かれたと聞いています。

質問)非常に近代的な2つのテーマを交えながら最終的には愛を描いていると思いました。メインキャストである三人が幸せそうに暮らしているシーンはかなり少なく、そのなかの1つである粘土細工のシーンはなにか意味を持たせたものになるのでしょうか。
監督)粘土細工を通して、自分たちの関係性や傷を修復していく様子を撮りたくて、あの粘土細工(※おそらくは映画に出てきたカラフルな粘土細工)ができたとき、キャストのみんなもモーメント的なものにしたいねという思いは一緒で。なのであのシーンは、特に演出というわけではなく、フリースタイルで作ってもらい、それぞれの傷を修復していくシーンとして撮ったものになります。

質問)◯◯のシーン(※ここはネタバレになるので伏せ字にしました🙏)のあとに、友人が主人公を訪ねてくるシーンがありました。あのシーンは杏さんの表情が気になるシーンだと思うのですが、あえて◯◯に反射させて間接的に撮ったのはなぜですか?
監督)◯◯に反射させることで心を閉ざしている、ある種の絶望状態を表現しました。杏さんの表情をしっかり撮る案もでたが、実際に撮影を始めてみて、これ以上を撮るには演出として過剰というか、情報過多になってしまいそうで、やはり閉ざされている感じを出すには反射したこのショットだけで十分という判断をしました。

質問)◯◯のシーン(※こちらもネタバレになるので伏せ字にしていますが父子のシーンです🙏)など、子どもが演じるには大変なシーンもあるかと思いますが、撮影するうえで何か子役への配慮などをされましたら教えてください。
監督)今回撮影するにあたって子役の子には脚本を渡してないんです。もちろん親御さんにはこういうシーンがありますよと伝えてはいるし、台本も渡しているから親御さんは展開を知ってるんですけど。彼がこの映画で"彼"として居てもらうというか、彼のなかで怯えずに安心できる現場になっているか?というのは意識しました。例えば現場では「こういう場面なんだけど、こういう台詞は言える?(君にとって)自然な台詞かな?」と一つ一つ確認しながら撮って、現場で信頼関係を築くようにしました。そしたらだんだん自分から「このシーンは泣きたい」みたいな提案をくれたりして"自分"として現場にいて良いんだっていう安心感が生まれるように接しました。

質問)音楽がとても象徴的だと感じました。冒頭のシーンであったり、名前を伝えるシーンであったり。何かサウンドについてこだわりがあれば教えてください。
監督)自分は音楽にこだわってしまいがちで、今回の映画サウンドはLAにいる方(=Aska Matsumiya)にお願いをしていて、その方はハリウッドでも活躍されていて、弟さん(=松宮聖也)とも一緒によく仕事してるんですけど、その方にお願いしました。彼女は直感的に音楽を作っていくタイプで、以前『ZENON』という短編を一緒に作ったことがあって、そこでお互い音楽に対する間合いを計ったというか。例えばこの映画では、このシーンはクラリネット一本でやっていきたいと伝えると彼女のなかに色んな引き出しがあって、そこですり合わせをしながら音楽を作っていった感じです。

質問)◯◯が主人公の手帳から◯◯を確認してまた戻すシーン(※ここもネタバレになるので伏せてます🙏)がありますが、これはこの映画を観ている人に対して「かくしごとを知っている」ことを示唆したものなのでしょうか。原作小説を未読なので原作のなかにこのシーンがあるかは不明ですが、監督の方向性を知りたいです。
監督)これは…良い質問ですね笑 シーンは自分のなかでも抽象的にしたかった。手帳の一部を見た◯◯が何を感じたのかは分らないけど、でも主人公には少なくとも関係性の深い◯◯がいたんだというのを伝えたかった。このシーンが原作のほうにあるかはぜひ小説を読んでもらえたらと思います笑

試写会の最後には「この映画が少しでも皆さんの心に残せたら嬉しいです」とご挨拶されていました🙌
絶縁してる父親が認知症になりどうしても施設に入れるまでは家族が介護しなければならないということでいやいや田舎に帰るがその田舎で出会った男の子が記憶がなく虐待の跡が見られたので「私はお母さん」と嘘をついて三人の生活が始まり…からのストーリー
自分を守るための嘘、誰かを守るための嘘、嘘はだめというけれどそこから始まる大事な繋がりもある
家族とは血が繋がってるから家族ではないと思うし、日本のどんなことがあろうとも母親の親権の強さだったりが引き起こす悲しい事件や事件化までなくても生活苦や虐待やネグレクトなどされて育つ子どもたちが可哀想でならない
この映画を見て強く感じたのは日本の養子の難しさをもっと改善していかなければ子どもたちの未来を奪ってしまっているままだ
いやいや帰った田舎が田舎すぎて嘘はすぐにでもバレそうだった上に佐津川愛美さんという友達がいて普通なら田舎ですぐ変な噂になりそうだがその友達が全然地元の他の友達との描写もなく「かくしごと」もそこの部分は安心して見れた
6月7日公開🎬#映画


https://www.instagram.com/p/C5-5tNsyFFV/?igsh=MWV6c3pncjRlYWs2cQ==

2024年劇場6本目
🐶
emedia

emediaの感想・評価

4.0
自分のための「嘘」ではない

失なうことを恐れながら人は生きている

認知症における家族との想い出
連鎖する虐待を止められない記憶
哀しみを埋めるための正義感
喪失感の向こう側にあるもの

何かを守るための「嘘」は
本当に求めているものへ繋がるのか?
誰にも解らない

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