
江戸に住む美濃部伊織と妻 るん は評判のおしどり夫婦。 子どもも生まれ幸せに暮らしていた矢先、伊織は喧嘩で負傷した義弟の久右衛門に代わり1年間単身京都で勤めをすることに。 翌年の桜が咲く頃に再会を誓い別れる二人だったが、伊織は京でふとした弾みから同輩の下嶋甚右衛門を斬ってしまい、越前にお預けの身となり江戸への帰参が叶わなくなってしまう。 月日は流れ、二人が離れ離れになってから37年。罪を許された伊織とるんはようやく再会の日を迎える――
『鷺娘』 しんしんと雪が降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。 娘は実は道ならぬ恋に悩む白鷺の精。一途な恋心を綴っていきますが、 いつしか白鷺の姿に戻っ…
>>続きを読む裏店の⻑屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ⻑屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった 2 人は、…
>>続きを読む平家滅亡後、鎌倉の源氏方に追われる平家の武将・景清の行方詮議のため引き立てられた、恋人阿古屋。景清の居場所を知らぬと述べる阿古屋に、代官・重忠は心に偽りがあれば演奏の音色が乱れるはずだとし…
>>続きを読む京呉服問屋の一人娘として何不自由なく育てられた千重子は、中学生の時、両親から「私たちはお前の本当の親ではない」と知らされる。だが、育ての親との仲は変わらずに睦まじかった。千重子は清滝川の上…
>>続きを読む本作品は、痛恨刃傷から討入り本懐まで……、封建社会の悲劇を批判する元禄時代の甚大な物語を一篇にまとめて描破。刃傷松の廊下、田村邸での切腹、赤穂城明渡し、一力絢爛の場、山科の別離、大石内蔵助…
>>続きを読む前代未聞の事件を起こした罪で10年後の夏に切腹すること、そしてその切腹の日までに、藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられた戸田秋谷(役所広司)。その切腹の日は3年後に迫っていた。…
>>続きを読む©松竹株式会社