
明治末期。北アルプスの山々に囲まれた地で育った青年・瀧井孝作は、父親の事業が失敗し丁稚奉公に出され、窮屈な日々を過ごしていた。幼い頃に兄や母を亡くし、寂しい孝作の拠り所は俳句に没頭すること。そんなある日、西洋料理屋の女中・玉と出会う。美しい年上の女性の魅力に孝作は惹かれていく。 “堤長き 並松月夜 涼み行く” 孝作は、心からの玉への気持ちを句にしたためた。玉との距離が縮まったと思っていた孝作だったが、次第に玉の言動や噂から不信が募っていく。そんな折、玉と訪れた店で三味線芸者の鶴昇(加藤菊)と出会う。鶴昇の端麗でどこか悲しげな姿に心奪われ、玉が孝作の元から去った後、鶴昇にのめり込み始める。今までにない感情に翻弄される孝作は、次第に俳句からも遠ざかってしまう——。
1938 年、田舎からトリノに出て、お針子として洋裁店で働く 16 歳の少女ジーニアは、3つ年上の美しく自由なアメーリアと出会う。画家のモデルとして生計を立てる彼女によって芸術家たちが集う…
>>続きを読む唯一の家族だった父が急死し喪失感を抱える美巳は、父が営んでいた商店を代わりに切り盛りしに来た伯母・嘉子との関係もうまくいかず、美大の卒業制作も手がつかずにいた。美巳の親友・希良は前向きな性…
>>続きを読む(1)北畑龍一監督 『モンブラン』 誰にとっても幼い日に食べた母の思い出の味というものがあるはず。それがもう二度と食べられなくなってしまったらーー。妻を亡くした夫(星田英利)、母を亡くした…
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>>続きを読む永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻…
>>続きを読む由緒正しきお寺の娘である河合美波は、愛知・豊橋の田舎で育った高校 2 年生。 友達の彼氏の話を聞いたり、暇つぶしに sns 動画を見ては、のほほんとした田舎生活を過ごしていた。 そんな折、…
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