自身の出自を恥じ隠し通してきた小学校教師の苦悩。
作中では部落出身者への差別を描いているが、虐げられているすべての人へのエールが随所に込められているようにも思えた。
雷蔵先生の告白を聞き涙を流す…
市川崑のフィルモグラフィを見ると文芸映画の力作が多いのに気づくが、それは脚本の和田夏十に負うところが大きいだろう。本作も島崎藤村の長編を原作の魅力を損なうことなく2時間にまとめる力量はさすがだ。市川…
>>続きを読む張り詰めた映像表現から、ムラ社会の歪さが生々しく伝わってくる。部落問題という枠に止まらず、自分では決して変えることのできない運命とどう向き合うかという普遍的な問いについて考えさせられた。また、主人公…
>>続きを読む島崎の原作とは違う。
モノクロが綺麗。銀世界がやさしくみえる。母親が幼少期に小諸に住んでいたことがあるらしいので、こんな雪の世界で暮らしてたのかなぁなんて想像を馳せて観ていました。
涙がぽろぽろでて…
過日、仕事で関西に伺った折、シンポジウムに大学の指導教授も来ており話をした。「ところで君は美濃の出身であったね」と仰るので、そんな些事を覚えている学者の記憶力に感心しつつ、その問いの真意を尋ねた所、…
>>続きを読む