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生きて、生きて、生きろ。
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目次

『生きて、生きて、生きろ。』に投稿された感想・評価

KUBO
3.8
インフラが復旧し、新しい建物が建っても、震災が終わったわけじゃない。震災で家を、家族を、仕事を失った人の心は10年経っても癒えてはいない。

「遅発的PTSD」

自暴自棄になり、アルコールに逃げ、廃人同様になっている人のお宅を訪問し、根気よく説得するNPO法人の米倉さんとメンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師。

今まで多くの東日本大震災に関連する映画が作られてきたが、物的被害でも、原発問題でもなく、「人」に焦点を当てる。

「喪失感や絶望に打ちのめさた人たち」と「その人たちに手を差し伸べる人たち」

「頑張れって言ったって何を頑張ればいいの?」

『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』の島田陽磨監督が、震災後10年の福島が抱える心の問題を描いたドキュメンタリー作品です。
Moomin
4.1
震災や戦争による後期的なPTSDの発症

南相馬を軸に精神内科の先生と
訪問型のメンタルケアをする先生とに密着

患者さんの移りゆく姿がカメラに収められている
アル中薬物中毒で消えたいと溢れる患者さん 過去の記憶からフラッシュバックで夜が眠れない患者さん
東日本大震災だけでなく沖縄まで目線を広げる

主に受け身であるカメラは記録的な要素が強かった 入り込み過ぎず、かといえ物語を探している様子が伺える
変わって能動的な映画ワークや編集が少なかったようにも見える
抑揚も少なく被写体のありのままを
作ること、目を向けることに関してはとても意義のある作品

多くの人に届いて欲しい


以下、気になった制作目線の独り言
(詳しい作品内容含みます)
ファーストシーン、部屋の中
患者さんとの会話が映し出される
映画の為なのか、はたまた本当に聞いているのか
「そんなに辛いことがあったんですか」の趣旨の質問が使われていた気がする
もしも観客の為ならばいらない 編集で切るべき質問

制作側はもっとカメラに映っていない多くの人に声をかけ多くの物語があったと推測するが 取捨選択がしきれていない印象
やはり風呂敷を広げれば広げるだけ観客の視点は変わりゆく 原発問題での岸田首相
などはこの作品が原発に対してそこまでの問題意識を持っているのか そしてそれを伝えるならば目の前にいる1番の被害者をもっと違う見つめ方があったようにもみえる

後期的なPTSDという題材は目にしたことが殆どない とてもセンセーショナルであり大切な作品 患者さん含め顔を出して答えてくれた制作陣の真剣な姿勢が伝わる
だからこそか個人的には東日本大震災だけに的を絞るだけで十分過ぎる内容であると思う
目の前にいる患者さんにもっとのめり込める要素か演出が欲しかった
本当に個人的な感想です
Aki43
3.8
復興、、、
私は防潮堤や駅、スポーツ施設や商業施設など可視化されてるものをニュースで聞いた時、
復興は大分進んでるんだなぁ
と思ってた

それは可視化されているものであって
被災された方達の心の復興は何ひとつとして進んでいなかった
と、言うよりもどんどん深刻な問題になっていた

福島県の若者達の自殺率が全国1位になっている事実を知らされた時は本当に言葉を失うぐらいの衝撃だった

PTSDの問題も大変深刻な問題だった

改めて心に負った傷の底知れぬ深さを感じた




頑張ってくださいね!

これ以上何を頑張れって、、
簡単に言える言葉ではない


鑑賞後感がけっしていい作品とはいえませんが
沢山の方がこの作品に触れてほしいと思った

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