福島県浜通りの話が中心。津波と原発事故の二次被害でPTSDに悩む患者と、それを支える人々を追う。
登場する医師・蟻塚さんが仕事で沖縄に通っていることから、沖縄の基地問題・沖縄戦の話と、福島における…
311にちゃんと向き合おうと思って東北へ行ったらちょうどのタイミングでこの映画を知り、行程に組み込んで鑑賞
震災伝承施設を5-6個回ってから観たけど、作品中の「いったい何を頑張ればいいのか」っていう…
感想を書くまでに1週間が経ってしまった。何度も、最後のシーンを思い出しては涙が滲んでしまいます。
福島県相双地域の、原発事故後の心のケアにフォーカスした骨太のドキュメンタリー。原発事故によって振り…
福島県相馬市で精神科医として患者の治療にあたる蟻塚亮二医師、クリニックに不眠などの訴えに来る人の多くは遅発性PTSDだという。また原発事故により新潟に引っ越しし、自分は原発事故の除染作業をしていた男…
>>続きを読むこれほどまではっきりと、カメラに「絶望」が映っていることに打ちのめされた。
頑張るとか前向きにとか空虚な言葉が何の意味も持たない地点。
その地点から煙を上げる、全然美味しそうじゃないジンギスカンの圧…
震災によって多くの被害を受け、それまでの人生を破壊されたり翻弄された人々の中には、心の傷から立ち直れない人も多くいる。
それは目に見える復興とは違い、ひっそりと今もずっと続く大きな被災の後遺症だ。
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このレビューはネタバレを含みます
震災ではなく避難先で自死した息子への自責の念からアルコール依存になり、妻とも離婚し、単身生活をしている男性。
避難先を転々としているうちに認知症を患った妻と暮らす夫。
原発作業員退職後10年経過後ア…
震災で大切なものを失い、アルコール依存症になった一人の人。冒頭の救いのなさと、ラストの立ち直る姿の落差。一人の人の回復を記録した映像の説得力。支えた人たちの存在の大きさ。希望を失わずに関わり続けるこ…
>>続きを読む震災や戦争による後期的なPTSDの発症
南相馬を軸に精神内科の先生と
訪問型のメンタルケアをする先生とに密着
患者さんの移りゆく姿がカメラに収められている
アル中薬物中毒で消えたいと溢れる患者さ…
ポレポレ東中野にて観賞。
上映後、サヘル•ローズさんと島田洋磨監督とのトークイベントがありました。
3.11から13年の福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた…