ジャズが誕生して間もない 20 世紀初頭のニューオーリンズは、欧州文化のるつぼだった。その歴史的事実からスタートし、一大潮流となった欧州ジャズの歴史を、貴重なアーカイブ映像と欧州の巨匠ジャズメンのインタビューで鮮やかに描き出す。2006 年に製作され、今回が日本初公開となる本作。北欧ジャズの巨匠ヤン・ガルバレクの重厚なナレーション、編集・撮影の妙、透徹した美学に貫かれた、まさに映像音楽詩というべき一編。
第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住した二人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。 大のジャズ・ファンであった彼らは、1939年にニューヨークで小さな…
>>続きを読む1960年代初頭、西ロンドンのライブハウス「イーリング・クラブ」には英国ブルースロックの父、アレクシス・コーナーを慕い、シカゴやミシシッピのブルースに心酔する若者が集っていた。そしてここか…
>>続きを読む差別との闘いと“自由への讃歌”、三度の離婚と家族愛、病との闘いと復活―― 来たる2025年に生誕100周年を迎える鍵盤の皇帝、その波乱万丈の人生と音楽
1958年にリリースされたある曲が、世界を揺るがした。タイトルは「ランブル」。インディアンの血をひくリンク・レイによる、この攻撃的なギターサウンドは物議を醸し、歌詞のないインスト曲にも関わ…
>>続きを読む地中海に浮かぶ世界遺産イビサ島は、名だたるパーティアイランド。夏場はヨーロッパの有名ナイトクラブが店を開けスターDJが集まる。しかし、英国から移住したDJジョン・サ・トリンサは、島の最南端…
>>続きを読む名曲リベルタンゴの生みの親、アストル・ピアソラ。バンドネオン奏者となった彼は、伝統的なタンゴを活かしながら、ジャズやクラシックなどまったく違うジャンルの音楽をあえて取り入れ、独自の“ヌエヴ…
>>続きを読む©EuroArts Entertaiment