Becoming Led Zeppelin 2025年作品 8/10 バーナード・マクマホン監督 ジミー・ペイジ ロバート・プラント ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム レッド・ツェッペリンのメンバーの幼少期から、1969年のセカンドアルバム「レッド・ツェッペリンII、 1970年1月9日のロイヤル・アルバート・ホール公演までメンバーが語る。 ボンゾも初出のインタビュー(1980年のもの)が使われていて素晴らしいとしか言いようがない。 ペイジとジョーンズはシャーリー・バッシーの「ゴールドフィンガー」で演奏していたというのが面白い。 セッション・ミュージシャンととての演奏の幅が違う。 集まって「Train Kept A-Rollin'」を演奏したときに、一瞬でハマったというのが興味深い。 それだからボンゾが亡くなったときに、バンドを存続できなかったというのが頷ける。 メンバー総てそろってのレッド・ツェッペリンなのだと。 フレディのいないクイーンやキース・ムーンやジョン・エントウィッスルのいないザ・フー。 そういうのもアリかもしれないがレッド・ツェッペリンの選択がしっくりくる。 バンドがライブで演奏しているアーカイブ映像がたくさんある。 オフィシャルを揃えてある限りのブート音源を漁っている自分だが、映像には疎いので どれほど貴重かは分からないが、 1968年9月7日のニュー・ヤードバーズとしての Gladsaxe Teen Club DENMARK、 1969年1月9日 Firmore West、1969年7月5日 ATLANTA INTERNATIONAL POP、 1969年7月6日 NEWPORT JAZZ FESTIVAL 1969年7月28日 Bath Festival of Blues 1969年8月31日Texas International Pop Festival 等々 映像が残っていて、カラーも鮮やかだったりして、古さを感じない。 ペイジがテレキャスターを使っているのも、レスポールに見慣れてると新鮮に感じる。 素晴らしすぎるドキュメンタリーだけれど、当然この後もあることを期待せずにはいられない。 残った3人で総てを語ってほしい。 また出来たら1973年の永遠の詩のようにライブだけというのも出来たら欲しいところ。