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ハルビンの作品紹介

ハルビンのあらすじ

1909年10月、アン・ジュングン(安重根)と同志たちは伊藤博文を追ってある使命を果たすため中国・ハルビンへ向かった。そしてハルビン駅に銃声が鳴り響いた…。 1908年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で、安重根(ヒョンビン)率いる大韓義軍は劣勢にもかかわらず勇敢に戦い、日本軍に勝利を収める。万国公法に従って戦争捕虜たちを解放すると主張するアン・ジュングンに対し、イ・チャンソプ(イ・ドンウク)は激しく反論。結局、自らの兵を率いてその場を去ってしまう。その後、逃した捕虜たちから情報を得た日本軍の急襲を受け、部下たちを失ってしまったアン・ジュングンは、なんとかロシア・クラスキノの隠れ家に帰り着く。しかし、彼を迎えた同志たちの視線は厳しかった。1909年10月、日本の政治家である伊藤博文(リリー・フランキー)が大連からハルビンに向かうとの情報を得たアン・ジュングン。祖国の独立を踏みにじる「年老いた狼」を抹殺することこそが、亡くなった同志たちのために自分ができることだと確信した彼は、ウ・ドクスン(パク・ジョンミン)、キム・サンヒョン(チョ・ウジン)とともに大連行きの列車に乗るが、日本軍に察知されてしまう―――

ハルビンの監督

ウ・ミンホ

原題
하얼빈/HARBIN
公式サイト
https://harbin-movie.jp/
製作年
2024年
製作国
韓国
上映時間
114分
ジャンル
ドラマ
配給会社
KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス

『ハルビン』に投稿された感想・評価

ぶみ
3.0
この決断は、きっと未来へ続く

ウ・ミンホ監督、ヒョンビン主演による実話をベースとした韓国製作のドラマ。
祖国独立のために闘う軍人等の姿を描く。
主人公となる大韓義軍の参謀中将アン・ジュングンをヒョンビン、ウ・ドクスンをパク・ジョンミン、キム・サンヒョンをチョ・ウジン、イ・チャンソプをイ・ドンウクが演じているほか、日本の政治家・伊藤博文役としてリリー・フランキーが登場。
物語は、凍った川の上を歩く兵士の姿が空撮で映し出されるオープニングとなっており、ここだけで本作品のスケール感が伝わってくるし、この後に何が起こるのかを期待させてくれる仕上がりを見せている。
次には、ロシアで大韓義軍の首脳陣が何やら会議を行なっており、そこに参謀中将であるジュングンが遅れてやってくるのだが、その会議の場が、タバコの煙で空気が濁っていて何ともむさ苦しく、このトーンは最後まで変わらず。
次には、40日前に遡って、ジュングンが日本軍と戦っていた時の回想シーンとなるのだが、ここのクオリティが高く、鉄砲あり、ナイフを使っての肉弾戦あり、そして手足や首を容赦なく切りつけと、直接的な描写も多いため、苦手な人は要注意。
その後は、中国のハルビンで行われる日韓併合に向けての会議に出席しようとする伊藤と、彼を追う大韓義軍という展開となり、その構図は至ってシンプルであるため、登場人物が多く、一瞬これ誰だっけ?と思いながらも、そこまでこんがらがることはなかった次第。
何より、歴史に疎い私は、伊藤の行末を知らなかっただけに、韓国側の視点で語られた本作品は勉強になったと同時に、たかだか百数十年前に日本がしてきたことを突きつけられて、複雑な心境となったのが正直なところ。
鉄道好きの視点からすると、伊藤がハルビンに向かうために乗り込むのが満鉄(南満州鉄道)で、途中線路の幅が違うから乗り換えが必要との件があり、実際当初ロシアが建設した部分は広軌、満鉄は狭軌と線路幅が異なっていたのは見逃せないポイント。
また、ヒョンビンと言えばキム・ソンフン監督『コンフィデンシャル/共助』やその続編であるイ・ソクフン監督『コンフィデンシャル:国際共助捜査』では、その短髪姿が竹内涼真に瓜二つだったのだが、長髪かつ髭も生やした本作品では、竹内味は薄め。
加えて、日本人を演じている日本人がフランキーしかいないため、彼以外の会話シーンにおけるカタコトの日本語が気にはなったものの、韓国語に詳しくない私が、例えば邦画の中に登場する韓国人を日本人が演じているのを見て、その言葉の発音が合っているかどうかわからないことを思えば、それもまた致し方なし。
白銀の寒々とした世界を舞台に繰り広げられた歴史的出来事をノワール感たっぷりに描き出し、思いのほか大きかったスケール感と、当時の再現性が素晴らしく、そのクオリティの高さが随所に伝わってきたとともに、最初フランキーが登場した時は、思わずコスプレかっ、と笑ってしまいそうになったが、フランキーがいつものようにフランキーしておらず、次第に伊藤本人に見えてきたのは流石の一言であったものの、エンドロールのクレジットで、「LILY FRANKY」の文字の後ろに(MASAYA NAKAGAWA)と本名が添えられていたのにニヤッとさせられた一作。

運と違って、運命は変えられない。
3.5
人間、安重根を描いた映画。

1909年、中国ハルビン駅で伊藤博文を暗殺した安重根。

韓国・北朝鮮では英雄、日本では暗殺者。そんな、180度異なる評価が今なお残る、複雑な人物を描いた作品。

個人的には楽しみにしていつつ、多分ガラガラなんだろうなと思っていたら、公開初日は驚くほど満席。さらに、圧倒的に年齢層が高いことにも驚きでした。

まずは、この複雑なテーマを映画として完成させ、日本でも劇場公開したいただいた事に感謝したいと思いましたが、歴史的な経緯を抜きにして、映画としては気になるところもあったので、そのあたりを中心に書いていきたいと思います。

なお、安重根による伊藤博文暗殺事件は歴史上の事実であるため、ネタバレについては意識せずに書いていることを先にお伝えしておきます。



■ 映画について
本作は、朴正煕大統領の暗殺をイ・ビョンホン主演で描いた「KCIA 南山の部長たち」 のウ・ミンホ監督による作品で、「パラサイト」、「ソウルの春」 の製作スタッフが参加。

2024年に公開され、この年の韓国映画作品で4位と、ヒットした作品。(ちなみに1位は、「パミョ」だそう )

主人公の安重根(アン・ジュングン)を演じたのは、先日レビューした「極限境界線」でアフガニスタンの現地エージェントを演じていたヒョンビン。伊藤博文役にリリー・フランキー。


■ 歴史的背景
映画では、1909年暗殺の4年前、1905年以降が描かれています。

~1905年
日本が韓国(朝鮮)への影響力を強めたのは1870年代から。その後、日清戦争、1904年の日露戦争を経て日本の軍事力は高まり、1905年には日本が朝鮮を保護国化。韓国統監府が設置され、伊藤博文は1906年に初代韓国統監として着任。

1905年~1909年(映画で描かれていた時代)
事実上の日本支配に対して韓国内で義兵が結成され、ロシアや平壌、当時ロシアと日本で利権を争っていた満州などで抗日活動が活発化。そして、安重根が1909年に暗殺を実行。

注意すべきは、劇中で登場する安重根、伊藤博文以外は、実在だが史料が少ないウ・ドクスン、チェ・ジェヒョン(活動の支援者)、他、完全にフィクションのキャラクターも多いこと。

つまり、劇中で、”決行の◯日前” として描かれる、暗殺の準備活動にはフィクションの要素も含まれており、この映画は、いわゆる”史実に着想を得て作られたフィクション映画” という位置づけが正しいかと思います。


■ 映画で良かったところ
・まず、この繊細な事件を映画化したことは、良かったのではないかでしょうか。

暗殺から100年以上が経過し、日韓関係も若干成熟してきた中、双方わだかまりは残しつつも、冷静に受け止められる時代に入っている証拠だと思いますし、監督の過去作を見ても、反日に偏った印象は受けません。

・1900年当時を再現した映像美は素晴らしかったです。特に衣装や、アラビアのロレンスを思わせる満州西部の乾燥した砂丘地帯を馬で行くシーンなど、グリーンバックを使わず、ロケで撮影された雄大な自然の風景も素晴らしかった。


■ 映画で残念だったところ(2つ)

□ 平板な脚本
残念だったところを2つ上げますが、ほぼこちらが理由です。

個人的には、安重根という人物がなぜ暗殺に走ったのか。その背景や生い立ちをもっと描いて欲しかった。

安重根は、現北朝鮮の黄海道に生まれ、儒教からカトリックに改宗、ロシア沿岸地域で民族活動を行ううち、韓国の独立運動に傾倒していくのですが、そのドラマチックな人生を描いて欲しかった。

映画では、暗殺前の4年間。また、その中でも暗殺直前の数日間にフォーカスを当て、いかに暗殺を成功させるか、という計画と実行を中心に置いていたのが、残念でした。


□ 日本語の発音
書くか迷いましたが、映画の主題、テーマとしては触れざるを得ないので書きますが、残念ながら、日本語の発音が良くなかった。

映画のテーマとして、というのは、本作は日帝による支配を描いた作品であり、言うなれば、日本人は徹底的に”日本人”でなければ成立しない。

そういう意味で、例えば劇中の森辰雄(執拗にアンを追う日本人憲兵役)などは、むしろ徹底的にいじわるな日本語を話してほしいし、そうでないと、『日本側に協力している韓国兵』 に見えてしまいます。

難しいことを前提で書きますが、このあたりは、リリー・フランキー以外にも日本人俳優を使ったり(現在ならできるのでは?)、「ブルータリスト」でハンガリー語の発音をAIで補正したような手法を使ってもよかったのでは。

それだけで、この映画に対する理解は飛躍的に進んだはずなので、残念な部分でした。


■ 少しだけ+α
自分が韓国の側だったら、と考えると、安重根がヒーロー視されるのは理解できるところです(おそらく自分も、そうなっていたでしょう)

ただ、個人的にはもっとヒーローとして描かれるかと思いきや、とても人間臭い、血が通った人間らしい姿だったことが意外でもありました。

また、諸説はあるかと思いますが、結果的に伊藤博文を暗殺したことで、逆に、朝鮮王朝の終焉と日韓併合を早めることになってしまった面もあると思います。

劇中で、伊藤博文(リリー・フランキー)は、秀吉による文禄・慶長の役の過去を話すなど、映画での演出として徹底的に悪の側として描かれていましたが、残念ながら、あれでもまだ日韓併合には慎重だった人物。

そのため、この時点ですでに、日本本国では、伊藤の解任の動きもあり、伊藤の死によって、軍国主義の権化、酒癖女癖最悪で日本国内でも評価が分かれている山縣有朋などにより、一気に韓国併合が進んでしまった。

韓国としては、暗殺によってさらに事態の悪化が早まったともいえ、そう考えると切ない気持ちにもなってしまいます。

2025年、現在の日韓関係は音楽やエンタメの力もあって、友好な状態だと思いますので、それが継続することを、何より願っています。
3.6
いくやまいまいおやいかさかさ
歴代総理呪文๛ก(꒪ͧд꒪ͧก)

韓国の歴史的英雄、安重根。
日本の学校で習うのは、伊藤博文を暗殺した人物のイメージ。
だが、韓国では抗日映画のヒーローとして、演劇、ミュージカル、映画等、沢山の作品が長年親しまれてきた。

そういった作品では、韓国を侵略した悪の親玉として描かれる初代韓国統監伊藤博文を、安重根が反乱軍を指示し、見事暗殺するまでの1年を描くことが多い。
彼はその熱き魂で苦難を乗り越え、やり遂げるまでを描くのが、大体の流れ。

だが、史実に沿って考えると
そもそも伊藤博文は韓国併合には懐疑的だったが、時の首相桂太郎と外務大臣小村寿太郎に押される形で併合を是認した。
それも、独立運動や、安重根のような義兵闘争が活発になったからこそ、考えを曲げたとも語録から伺える。

尚且つ、1909年10月26日が暗殺日だが、この時既に伊藤は韓国統監を辞任しており、韓国に対して力を振るえる存在でなかった。
彼は、ハルビンには日露戦争で獲得した満州の権益について、ロシアと会談するために訪れた。それは、アメリカが満州に興味を示した故の日露両国の話し合いだった。

そう考えると、伊藤博文には既に朝鮮半島は視野に入っていなかったように思える。

なら、なぜ暗殺したのかと考えてしまう。
流石にうっかりさんでは済まない気もするのね、、、(•ᴗ•; )
実際、伊藤博文暗殺以降、日本で国葬が行われ、国民の意識が一気に韓国併合に進んだことを考えると、安重根の方が推進派に見えてしまうのだが、、、。
韓国の英雄にそんな扱いは許されないだろうから、歴史ミステリーだと思っておきたい。(。ノωノ)


今作は、そんな韓国国内で作られた英雄像の安重根ではなく、非常に人間臭いキャラクターとして描く。
弱音も泣き言も吐き、味方からの信頼も程々。
更に伊藤博文がちゃんと併合懐疑派のように扱っている。
想像したよりずっと優しい。
日本での公開を視野に入れた作り方のようにも思える。

とはいえ、
やっぱり抗日映画ではあるので、ファクトとフィクションを行ったり来たりするファクションではある。
なにより、暗殺までの1週間が濃密すぎる。
ゴビ砂漠に火薬を取りに行くミッションは流石に無理がある。
確実に時間が足りない:( ;´꒳`;)

暗殺当日以外の足取りが明確でない故に、好きに描ける部分なのだろう。
大河ドラマの歴史上の人物の、幼少期がいちばん面白いのと同じ感覚かなと思う。(о´∀`о)


伊藤博文役のリリーフランキーが、思った以上に伊藤博文なのは面白かった。
だが、それ以外の日本人役が全て韓国人が演じていたので、いちいち発音が気になってしまう。
没入したいのに、
「アナタノコトガートゥキダカラー!」
が頭を駆け巡り妨害する(•ᴗ•; )
せめて、重要人物は日本語ネイティブスピーカーを入れて欲しかった。

あと、抗日映画らしく結構血みどろ。
日本人の冷酷さ鬼畜さにも覚悟が必要。
( ´ཫ` )



それでも、韓国の人がどんな風に歴史を捉えているかを知ることができる作品を、少しだけ日本寄りにして公開した意義はあるように思う。
今作は韓国国内でも賛否が別れたそう。
それでも、自国の歴史をここまでエンタメできるのは羨ましい。
日本映画も太平洋戦争以外の歴史も描いて欲しいなぁ。



今作、現代の価値観で考えてみると、
テロリストがテロを企てて暗殺を実行するまでの話であるが、独裁国家でもない限り、国の重要人物を1人暗殺したところで、すぐ次の人間がやってくる。
民主主義はだから強い。

韓国も暗殺の後に併合され、日本の統治は太平洋戦争の終結まで、35年続く。
残念ながら、韓国国民の力で終わらせた訳ではない。

英雄がいても、トップを1人を倒しても、国の大きな流れは変えられない。

韓国での公開が昨年12月。
韓国国内の状況も考えると、今作が現代に更にバージョンアップした意味を考えるのは、捻くれ過ぎかしら(。-`ω´-)

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