
もうすぐ 20 歳になり、一人暮らしをすることになった〝ふみ〟。 おせっかいな父と、10 歳年上の兄〝むっちゃん〟と 3 人で暮らしている。むっちゃんは 10 年間部屋に閉じこもったままで一度も姿を見せず、部屋の前に食事を置き、ノックで知らせるのがふみの役目。徐々に透明な存在となっていくむっちゃんと、見て見ぬふりをする父。彼らを残していくもどかしさを抱えたふみはある日、日の沈まない不思議なまちに迷い込み、むっちゃんと邂逅する。幼い頃のようにたのしい時間を共にするふたり。だがふみはいつまでもここにはいられないと思っていた。息苦しい日常とむっちゃんと一緒に目いっぱい笑った夏の日々が、ふみの視界で交錯していく──。
安藤絢子(アン)は学校に馴染めない、ひとりぼっちの中学生。薄暗い立ち入り禁止の階段が唯一の居場所だった。そんなある日、不思議な商店でもらった魔法の万華鏡を覗くと立入禁止の扉が開き、その先の…
>>続きを読む大人への失望。親への憎悪。誰ともつながれない寂しさと疎外感。それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生。夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集っては、足りない何かを埋…
>>続きを読む身寄りのない子供たちが暮らす家で育った18歳の花(小川未祐)は、そこで暮らせる最後の夏を迎えていた。そこに8歳の少女・晴海(花田琉愛)が入所してくる。かつての自分を重ねた花は、晴海と過ごす…
>>続きを読む四国山脈に隔たれた高知県。いまだダムのない暴れ川の異名をもつ四万十川。太平洋に流れ出るその川の流れと共に、生きてるものが死んでいて、死んでるものが生きてるかのような土地で老いた祖父と余命を…
>>続きを読む28 歳の早川燕は、埼玉の父から台湾・高雄に住む燕の兄・龍心に、ある書類を届けてほしいと頼まれる。燕を中国語で「イエンイエ ンー燕燕」と呼んだ台湾出身の母は、燕が 5 歳の時に兄だけを連れ…
>>続きを読む他人の身体に触れない「接触恐怖症」を患う原健太郎は、友人の歩夢とその恋人である瞳の関係を描いた小説を書いている。その小説を読み原に興味を持った瞳は、原の接触恐怖症を治そうと試みる。
高校生の澄子(福永朱梨)はある日橋から身を投げた。しかし、死ねずに生還してしまった。数ヶ月ぶりに学校に戻ってきた澄子は、幼馴染の秀明(金井浩人)を執拗に脅迫し始める。身を投げる原因を作った…
>>続きを読む片田舎の団地で、幼い頃から祖母と母の親子3世代で暮らしてきた照子。高校卒業後は、地元のスーパーで母と一緒に働く毎日を送っていたが、団地の取り壊しが決まり、「それならば」と受験した東京の大学…
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