是枝裕和監督(映画監督デビュー作)
原作:宮本輝(同名小説)
脚本:荻田芳久
主題歌:サニーデイ「幻の光」
ゆみ子:江角マキコ
(第19回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞)
郁夫:…
幼少期に死んだ祖母のことが忘れられないゆみ子は結婚して子供を儲ける。そんな時、最愛の夫は自殺してしまう。
後の『歩いても 歩いても』と同様に過去に失った人に囚われる人の話。本作は是枝監督のオリジナ…
ひかりの入る角度や箇所のソコがすごくグワーーって感じ、考えてもわからないことはずうっとわからないなーと思います本人でないので、でもわかりたい気持ちは消えないので、ンン、ン。自然のデカさがスッゲースッ…
>>続きを読む終始静謐なトーンで進む作品ですが、光と影、昼と夜、夏と冬、町と田舎、喧騒と静けさ――その対比の美しさが映像に息づいています。遠景と近景を巧みに織り交ぜたカメラワークも印象的です。台本を越えて自然が語…
>>続きを読む十二歳で祖母が失踪し、二十五歳で夫を亡くした女性が、新たな土地で再婚するも、愛する者を次々と失うことへの後悔と自責の念に囚われ続ける姿を描く。
光と影による「喪の作業」の映像化。夫を亡くした「絶望…