総じてクオリティが高い。このテーマにおいて何が撮り得るのか、を演出的にも倫理的にもちゃんと考えてるように感じた。その結果生じるある種のつまらなさを上手く隠してる印象。でも、そこが本当に撮るべきとこな…
>>続きを読む「おい……見てるか谷沢……お前を超える逸材がここにいるのだ……!! それも……2人も同時にだ」
天才、現る......
作画、編集、カットの繋ぎ、子役の演技、演出、"ふれる"というテーマの掘り下…
言葉と言葉の間の沈黙、薄い布に覆い隠されたような不在の悲しみが、どうしようもなく静かに漏れ出ている。よくもわるくもそれとの向き合い方が最後まで一辺倒でしかなくて飽きたが、あの行列の出会いと別れは思い…
>>続きを読む大人と子供で弔う過程はだいぶ異なると感じる。最も身近に存在していたのに、急に存在しないものになって、じゃあ存在しないものになると元々存在していたのかどうかまで懐疑的になってしまうこの変で地味に嫌な感…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
親しい誰かの死を受け入れることはどれだけ耐え難いことなのか。まだ小学生の少女にとって、母の死を受け入れることは簡単なことではない。父だけでなく、優しい姉からも、やんわりと母の死を受け入れるよう諭され…
>>続きを読むシーン毎に何かしら出来事が起こっていてそれにたいして自然的な芝居がつけられていて、カッコつけるわけでもなく個人的な内面を吐露するわけでもなく丁寧でいて大衆を目指していて観ていて楽しかった。カレーを食…
>>続きを読む映像、演技のクオリティが明らかに自主制作映画のレベルじゃない。
大きな物語性がある訳じゃないけど、映像が美しいからスクリーンに釘付けになる。そして見終わった後も残ってる。
顔を映しただけで、その人の…
芝居とそうではない人間汁的なものがめちゃくちゃいい塩梅で混ぜ合わさり、物語は確実に映画的な動きをしつつ、まるで本当にそこに生活があるようなリアリティも同時に実現しているのがすごい良かったと思う。
何…