
大阪から奈良に移住し、購入した古民家の改修工事を進める青年・駒井(渡辺大知)はたびたび様子を見に来る元所有者の老人・梅本(桐竹勘十郎)が語る昔の町や家に流れてきた時間の話に魅せられる。語らい合うふたりの中で旅の景色はゆっくりと広がっていく――。 奈良の御所市を舞台に心の奥に眠る大切な風景を思い出させる、モノクロームでつづられる豊かな時間を探す旅。
2020年、熊本を襲った豪雨から半年。母の訃報を受けた孝之(中原文雄)は 22年ぶりに帰郷するが、仮設住宅で暮らす息子の文則(渡辺裕太)は、かつて自分を捨てた父に心を開こうとしない。 幼馴…
>>続きを読む片田舎の団地で、幼い頃から祖母と母の親子3世代で暮らしてきた照子。高校卒業後は、地元のスーパーで母と一緒に働く毎日を送っていたが、団地の取り壊しが決まり、「それならば」と受験した東京の大学…
>>続きを読むひとりひとりが政治について考える重要さを問いかける 原発再稼働の是非を問う県民投票をめぐるドキュメンタリー。自分自身で政治について考える大切さをよびかけ、対話を重ねる人々を映した本作は、私…
>>続きを読む昨今、不況と財政難で公的な芸術関連予算は縮小傾向に。この逆境に対する平田の戦略とは、「演劇が社会にとって必要不可欠である」と世間に納得してもらうこと。そのため平田は、教育現場から地方の演劇…
>>続きを読む米作が主な産業の秋田県鷲谷町(架空)。美しい田んぼが広がる町だが、少子高齢化・人口減少から、町内にある唯一の中学校が、今年度限りでの閉校が決まっている。 田んぼが金色に輝く収穫の9月。東京…
>>続きを読むゆみ子は12歳の時に祖母が失踪するという過去を持つ。25歳になったゆみ子は夫・郁夫と息子との平和な日々を送っていたが、ある日突然夫が列車に飛び込んで自殺してしまう。 5年後--愛する人を次…
>>続きを読む唯一の家族だった父親を亡くし、心に穴があいたままの美巳(上大迫祐希)。父の代わりに店を切り盛りする為にやって来た伯母・嘉子(佐伯日菜子)との向き合い方もわからず、訳もなく当たり散らしてばか…
>>続きを読む中学2年生の矢野梓は、祖母・矢野蛍と2人で静かな暮らしをしている。ある日、梓は蛍のタンスからウエディングベールを見つける。毎日学校帰りに、花屋の前に座っている謎の少女を盗撮している梓だが、…
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