車と風景、電話のショットが印象的なイ・チャンドン。
劇中の出来事を通じて創作の困難性を訴えかける。簡単に作ろうとすれば作れるけど、実際は何も作ることができない。空想や自然への逃避もできなければ、あり…
詩が、韓国では盛んなのかな? そこら辺の感覚が、よく分からないまま
今回もかなり悲惨な状況が提示されるんだけど、なんとなく全部があまり上手くハマって機能しきれてない印象 ちょっと要素が過剰すぎたのか…
前情報無しで観たからおばあちゃんが詩をつくるほっこり映画かと思ってたけど良い意味で裏切られた。
とにかく映像が綺麗で引き込まれる。一気に監督のファンになった。
美しいけど内容は結構重めでそのギャップ…
鈍感で少女趣味で親切なおばあちゃんが
軽んじられているのを見るのが辛い
なぜか誰にも相談しないし孫にすら真正面から向き合えない弱さにイライラした
老いて脳みそが機能しなくなって誰からも相手にされなく…
”裏を見せることは殺人に限りなく近い”
優しく壊れてく…あらゆる”おまじない”は機能を果たさず、ただただ傍観している様みたいだ。純粋な憎心/美しき詩、強姦/おまじない、忘却/救済、そんなもの等が映画…
<メモ>
汚れなき美しいものを追求する詩
孫が人殺しに加担しながら反省もなく生きている醜い現実
認知が衰えていく中、対極にある両者に引き裂かれながら、必死に受け止めていく主人公
ずっしり重い、重すぎ…
202505072
10数年ぶりに鑑賞。
イチャンドン監督はナチュラルな演技を引き出すのが本当に上手い!
全体的には退屈ですが題材は文句なしで訴求力のある作品です。
ラストのアグネスの詩は切なく美…
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