監督は「エル・スール」で少女を演じたイシアル・ボジャイン。

2000年にスペインで起きた事件の映画化。
若き市議が市長からセクハラ（＋パワハラ）を受け、、、

確かにネヴェンカに脇の甘さはある。しかし、非はそこにつけ込んだ男性側にあるのではないか。
権力者による肉体的・精神的暴力もだが、権力者から何がしらの恩恵を受けている者たちは権力者側に付くのは必然でもあるため、孤軍奮闘を強いられる。

Soy Nevenka！

ネヴェンカを演じたミレイア・オリオールが素晴らしい（こちらまで息が詰まりそう）。
そして最後のテロップ（後日談）がやるせなさ過ぎる。

支えてくれる人がいることはせめてもの救いだし、どうか幸せな人生を送ってほしい。

これはかなり良かったので、日本で一般公開を強く求めます。

今年のTIFFでの大当たり作品。遅い時間でも観て良かった。

TIFF

2025年東京国際映画祭1本目

優秀な若者が権力者から性加害を受ける話。実際にあった事が元になっているらしく、本当に恐ろしい作品になっていた💦
あるシーンで、主演の方が限界に達し発作が起きる所は、こちらもゾワッと鳥肌が立ってました💦
実録モノだけに丁寧な脚本とキャラ配置で観やすいが、先が分かり過ぎてしまうマジメさに、終盤の盛り上がりがイマイチ💦
それでも、主演のミレイア・オリオールには掴まれた✨️

• #東京国際映画祭

エル・スールで印象的だったイシアルボジャイン監督作品をぜったい観たいと思い期待していた
25年前に市議である女性が公人である市長を訴えた初の出来事として、スペイン国内では有名で他にドキュメンタリー作品なども撮られているとのこと
権力を持つ男性が女性を見下して利用し、思い通りにならないとセクハラパワハラに及ぶ様子が誰にもわかりやすく描かれ、女性サイドの心理描写も素晴らしい
また若い女性に親身になると見せかけて利用するベテラン女性が存在するところなど分かりみが深い
法廷シーンもいかにもありそうな展開が辛い
ラストは問題提起で終わる
ドラマとしてテンポが良く巧い映画なので多くの人に観てもらい語ってほしい

東京国際映画祭2025