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ファミリア
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目次

ファミリアの作品紹介

ファミリアのあらすじ

2000年代初頭のローマ。ルイージ、通称ジジは、兄と母と共に暮らしている。母は暴力的な父と別れ、ジジは極右グループに関わり、そこに家族のような絆を感じていた。しかし、父が刑務所から出所し、再び彼らの前に現れることで、ジジは将来に関わる重要な決断を迫られることになる。

原題
Familia
製作年
2024年
製作国・地域
イタリア
上映時間
120分
ジャンル
ドラマスリラー

『ファミリア』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7
【第81回ヴェネツィア映画祭 オリゾンテ部門男優賞】
フランチェスコ・コスタービレ監督の長編二作目。ヴェネツィア映画祭オリゾンテ部門に出品され男優賞など6冠を達成、ダヴィッド・デ・ドナテッロ賞では脚色賞など全8部門でノミネートされた。

なかなかの良作。ただ、内容が内容なのであらかじめ注意喚起した方がいいかも。DV描写が含まれるので鑑賞の際はご注意を。

DV親父の恐怖を描いた映画としてはフランスの『ジュリアン』があるだろう。あのメノーシェの凄まじかったが、本作の父親もすごい。どこでキレるか分からない暴力親父を体現している。

映画上映前に監督が「カタルシスがあります」という発言をしていたが、別になかった。翻訳の問題かなとも思うが、何を持ってカタルシスとしているのか、アレだとしたらちょっと問題発言な気が…

それはさておき、家庭内暴力から始まる暴力の連鎖を骨太に描いていてなかなかよかった。逃れたと思ったら新しい暴力、そして昔の恐怖が帰ってくる。警察など無力に感じられるその恐怖感をよく演出していた。

終わり方、ああするしかなかったかもしれない。暴力に終止符を打つためにはやっぱり暴力しかないのか…鬱々とした気分で会場を後にした。

俳優陣の熱演も素晴らしく、特にやはり暴力親父を演じた俳優さんがスゴい。息子役やお母さん役もよかった。

二作目とは思えない堅牢なつくりと演出が見事。観る人を選ぶとは思うが、個人的には発見の一本だった。良作!
DV父を持った息子の視点から描いた家族。実話を元にしているだけあり、繰り返される家族の揺らぎ、愛憎からくる父のトレース、受け入れてしまう母の心情、制度の至らなさなどがリアルで監督の真摯さを感じた。一方、DVが身近でなかった人には理解し難く感じるだろう。
例えば『ジュリアン』のようにDV父を悪と描き母子は逃げるという構造は他者から見て理解の範疇だが、この作品はそこがより複雑。なぜ逃げないのか?嫌いになれないのか?その難しさまで踏み込んだ作品で、多くの共感は得られないかもしれないけれど、若い監督がこれを作ったことに救いを感じた。
イタリア映画祭にて。

印象に残っていた映画「Una Femmina: The Code of Silence」のフランチェスコ・チェスタービレ監督だと観終わって気づいて納得してしまった。今回の作品にも通じるものがある。

DV夫のせいでで人生狂う家族の話だか、国家や制度の暴力でもあると…。そして人は矛盾をはらんでいる。
あれだけのひどい目にあいながらまた受け入れてしまう、父を嫌いながら父を求める、父の悪い面を知りながらファシストに感化される。それでも母子は強い絆で結ばれていた。

端から見てるともっと良い解決法があるのでは?と思うかもしれないが、制度の歪みや不備、時代が変わってもどこかに燻っている家父長制、抑圧、女性の経済的自立を阻むもの。単純に見えて複雑な問題だと思う。

バルバラ・ロンキが演じる母親は疲れきっていてまるで美しさを封印してるかのようだったけど、息子が言う通り笑うと美人なんだな。

息子役二人ともとても良かったが、お父さん怖すぎた。

こうなったらあの結末になってしまうよね。
実際に起きた事件らしい。

この監督の長編デビュー作「Una Femmina: The Code of Silence」もどこかで上映されればいいのになぁ。

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