エル・クランの作品情報・感想・評価

エル・クラン2015年製作の映画)

El Clan

上映日:2016年09月17日

製作国:

上映時間:110分

3.3

あらすじ

1980年代アルゼンチン。史上最悪な独裁政治から7年以上が経ち、徐々に民主政治を取り戻していた時代。裕福で、近所からも慕われるプッチオ家は、父アルキメデス(ギレルモ・フランセーヤ) を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんななか、マルビナス戦争(フォークランド粉争)の結果政府が転覆。政府の情報管理官として働いていたアルキメデスは無職になってしまう。 ある日、長男アレハンド口(ピー…

1980年代アルゼンチン。史上最悪な独裁政治から7年以上が経ち、徐々に民主政治を取り戻していた時代。裕福で、近所からも慕われるプッチオ家は、父アルキメデス(ギレルモ・フランセーヤ) を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんななか、マルビナス戦争(フォークランド粉争)の結果政府が転覆。政府の情報管理官として働いていたアルキメデスは無職になってしまう。 ある日、長男アレハンド口(ピーター・ラソサーニ)は、同じラグビーチームの友人に車で家まで送ってもらっていた。そこへ突然、見知らぬ車が割り込んでくる。その車から出てきた銃を持った男たちは二人の頭に布を被せ、さらっていった。友人は車のトランクへ、アレハンド口は助手席へ放り込まれた。なぜか運転席の男は乱暴されたアレハンド口を気遭う。そこで、覆面を取ったのは、 父アルキメデスだった一 翌日、アレハンド口が練習場へ到着すると、チームメイトが誘拐されたことが既に広まっていたが、誰一人アレハンド口を疑っている様子はない。 皆、姿を消した友人を心配しており、複雑な心境になる。犯入が捕まらず街に不安な空気が流れるなか、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。タ飯の時間になると、アルキメデスは妻エピファニア(リリー・ポポヴィッチ)の作った料理を、キッチンではなく、2階の奥にある鍵のかかった部量へと運んでいく。なんとその部屋は、プッチオ家に特設された(監禁部屋)だったのだ。 アルキメデスは人質に対し、身代金を用意させるため、家族あてに手紙を書くよう指示をする。その後、多額の身代金受け取りに成功したアルキメデスは、人質を監禁部屋から車のトランクへ運び、アレハンド口が見守るなかプッチオ家をあとにする。しかし翌日、アレハンド口はチームメイトから衝撃の事実を告げられる。なんと、人質になった友人は殺害されていたのだ。その夜アルキメデスに理由を聞くと、人質から逆に脅され、家族を守るため仕方なく殺害したことを打ち明けられた。さらに、「私を信じてほしい」と次の"仕事"に向けて協カを仰ぐのだった。 数日後。アレハンドロが経営するサーフショップの開店祝いで町の人々やチームメイトに祝福されるプッチオ家。その姿は以前と変わることなく仲睦まじく、誰もが羨む光景だった。家族の秘密を知るものは、未だ誰一人いなかったのだ。ある日、アレハンドロが店番をしているときに若い女モニカ(ステファン・アコエッセル)がやってきた。モニカとアレハンドロは互いに惹かれあい、自然と恋人関係になった。店の経営も恋人と の関係も順調なアレハンド口は、普通の生活を望むようになり、次の"仕事"から抜けることを父アルキメデスに伝えた。そこから徐々にプッチオ家の歯車が狂い始めるー

「エル・クラン」に投稿された感想・評価

劇場でやってた頃に予告を見ていて、てっきりマラヴィータ的なやつかと思ってたら、ガチなやつだった。辛かった。
尾木

尾木の感想・評価

2.9
家族ぐるみで犯罪を犯す実話ベースってのと、明るめの演出でふむふむしながら観ました。
え、、、これが実話?


パッケージ写真のみ見て借りたので中身を知らず衝撃でした笑

フィクションのブラックコメディじゃないんかい!笑

簡単なあらすじを説明すると、
父親は元公務員、元外交官、そして公認会計士。
母親は公立高校の会計学教師。
長女はカトリック系私立学校の美術教師。息子達は優秀なラグビー選手で特に長男は街で一番のウィンドサーフィンとスキーの店、ホビー・ウィンドのオーナー。
そして可愛い14歳の末娘。
そんなごく一般的で幸せな中流家庭が、
アルゼンチンが軍事政権から民主政に移った時代に家族ぐるみで企業家たちを誘拐監禁し、殺害していった…というお話です。


これが実話なんて怖すぎて。
でもこれ父親がサイコパスなだけで、子供たちは可哀想というか…なんというか…
とにかくこんな父親いやだ:(´◦ω◦`):



BGMをポップに明るくしてる演出だからか映像にあまり怖さは感じなかった。監禁シーンもほとんど無いし、、でも事実だからこそその部分を想像すると恐ろしくなる。
なのでポップ感は観やすくて個人的に良かった点です。


だだ当時の不安定な社会情勢や政治的背景を表していたり、少し衝撃的な映像もあるので気軽にどうぞ観て下さい!という映画では無いです。
私は『そうきたか〜まぁそうしたくなるよな…わかる』と冷静に観てしまいました笑


あとこの事件、二年間続いたそうなんですけど、二年間もそんな事が……と最初こそは思ったけど見方を変えれば良く二年間もバレなかったな…というぐらい犯行が粗かった!笑

この時代だからこその犯行の粗さでした。現代だったら地声で誘拐の電話なんてしたら即逮捕なんじゃ…あと指紋の拭き取り方雑!


ラストでこの家族のその後が分かるんですが"その後"を題材にもう一本映画できるんじゃない?というぐらい、本当に色んな意味で開いた口が塞がらなかった( ゚д゚)
J

Jの感想・評価

2.8
・物語★★
・配役★★★
・演出★★★★
・映像★★
・音楽★★★

ポスターは一見、同じく家族ぐるみの犯罪を描いたアニマル・キングダムを彷彿とさせる。
だが、同作のポスターがどこか暗い印象で意味深なのに対し、本作のポスターは至って明るく爽やかだ🔆

その印象に騙される勿れ⚠️
この家族の笑顔の裏には、恐ろしいほどの非常識と狂気がみなぎっている。

描かれるのは、実話ベースの犯罪ドラマ🔫

まさしく80年代の南米といった雰囲気の音楽や、マラドーナ・テイストたっぷりのヘアスタイルやファッション、当時の不安定な政権下のニュース映像なども相まって、ドキュメンタリーのような印象も受ける。

ノンフィクションならではの恐ろしさの一方、映画としてのインパクトはイマイチ👎
ド派手なフィクションやどんでん返し満載のフィクションに、少々慣れ過ぎたか…💦
まどか

まどかの感想・評価

2.6
父はなぜこんな人間になってしまったんだい

このレビューはネタバレを含みます

最期の父の態度は真の愛であって欲しかった。最期の最期が衝撃的でした。
暴君を父に持つ悲しさ。

誘拐を仕事にするのをやめない、という精神が理解できない。
全うに生きたい子供たちを、暴力で支配するなんてなあ。
舞台はアルゼンチンだけど、世界中どこででも起きるかもしれないおぞましさがありました。
pero

peroの感想・評価

3.2
世界共通、犯罪者は捕まるまで犯罪をやめない。
死刑 または 終身刑5回とか必要やな
と再認識。
にこぺ

にこぺの感想・評価

2.3
実話かい⁉️
誘拐稼業の一家のお話です。
話の中身はありえない事実で面白いんですが、展開が緩いというか〜。
アルゼンチンの独裁政権は終わっても、プッチオファミリー内のアルキメデス父ちゃんの独裁が続いていたってことですな。

このレビューはネタバレを含みます

・1980年代のアルゼンチンで、国の混乱に乗じて誘拐を繰り返してはの身代金で生計を立てるプッチオ家の実話をもとにした話
・南米の陽気な音楽が常に流れてて、事の悲惨さが麻痺してくるほど淡々と誘拐を生活の一部としていてずっと不気味
・無表情の父親、国外に逃げる弟、違和感を募らせる妹、良心の呵責に耐えきれず飛び降り自殺を図るアレックスと一家の不協和音の過程が良く表れてた
・製作にペドロアルモドバルが入っている
・心の置き所が分からないのが後に引きずる感覚
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