イギリスで実際にあった事件を元にした作品。被害者の遺族の立場だったらこの映画そのものが許せないと思い調べてみたら、遺族に許可も得ていなかったそうで被害者の母親のコメントも予想通りのものだった。
胸糞映画

ドキュメント映画としては
ものすごく衝撃的で、30分では語りきれていない部分が多いんだなと、当時の事件の記事などを読み、背景を理解しました。

映画として切り取るところが
果たして適切だったのかな…

それにしても、わずか10歳で
イギリス史上最年少の殺人犯となった彼ら。

どんな環境で育ったら
そんな残虐なことができるんだ、、本当に信じたくないことだらけ。

そして、幼少期の家庭環境がもたらす影響が子どもの成長過程において、いかに大事なのかを考えさせられ、また社会の歪みを感じ絶句しました。

当時の事件のことを書いた記事をいくつか読んだけど、どこでも触れられてなかったことでひとつ気になったことがある。

それは、母親が2歳の幼児を買い物中の数分、お店の前でひとりで待たせていた、ということ。

いくら安全と言われている日本でもそれってしないよね…

友人で2歳になる子どもを育ててる子がいるけど、一緒に遊んだときに感じたのはまだまだ赤ちゃんで、いつ転ぶかもわからないし、親の目の届かないところで、ひとりで外に出すなんて、絶対しない、ということ。

事件の起きたイギリスでは、幼児をひとりぼっちにすることは、あり得ることなのかな…

まだ2歳だったんだよ。


考えさせられることが多くて、ずっと引きずっている。

子役2人の演技が素晴らしかったです