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それでも私は Though I’m His Daughterの作品紹介

それでも私は Though I’m His Daughterのあらすじ

1995 年 3 月、日本を震撼させた地下鉄サリン事件。その首謀者の娘として生まれた松本麗華(まつもと・りか)は父親が逮捕された当時 12 歳。 以来、どこに行っても父の名、事件の記憶、そして「お前はどう償うのか?」という問いがつきまとってきた。「 「虫も殺すな」と説いたはずの教団の信徒たちが起こした数々の凶行に衝撃を受け、父親が裁判途中で言動に異常を来したために、彼がそれら犯罪を命じたこともまだ受け入れ切れない。 死刑の前に治療して事実を話させて欲しいとの彼女の願いに識者らも賛同し、真相を求め続けるが、間もなく突然の死刑執行。 麗華は社会が父親の死を望んだと感じ、極度の悲しみと絶望のうちに生きることになる。それでも人並みの生活を営もうとするが、定職に就くことや銀行口座を作ることさえ拒まれる。国は麗華に対して教団の「幹部認定」をいまだに取り消さず、裁判所に不当を訴えても棄却されてしまう――。 地下鉄サリン事件から今年で 30 年。前作『望むのは死刑ですか オウム“大執行”と私』でオウム事件と向き合ってきた長塚洋監督が 6 年の取材を経て、加害者の家族として松本麗華が懸命に生きる姿を映し出す。

それでも私は Though I’m His Daughterの監督

長塚洋

原題
製作年
2025年
製作国
日本
上映時間
119分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
Yo-Pro

『それでも私は Though I’m His Daughter』に投稿された感想・評価

Moomin
4.4
私がもし死んだら、父のせいではなくて、私に危害を与えた人のせい

松本智津夫の3女、麗華の人生
彼女の生きてきた証を記録する

父の死刑執行前から彼女を追い続け、コロナ禍を経て、それでも必死に生きていく姿をカメラで収める 膨大な価値ある取材量
彼女の度重なる涙が、一体いくら流してきたのだろうと想像でき心を締め付ける
加えて彼女の紡ぐ言葉には重みがあり、それを受け止める事に必死な取材陣の体制も垣間見える 監督の受け応えが特に

彼女の記録された人生を我々がどう受け止め、二度と戻らない彼女の人生を そしてこれからの人生をどうするのか
父が松本智津夫ということで背負った重みを、彼女と一緒に背負うべく作品

ドキュメンタリー的お話↓
冒頭の対面インタビュー取材はいるかな?
カメラが苦しかった 言葉の途中でカットを不用意に割ることは対象者に失礼になる事もある
カメラサイズの模索はしょうがないが、迷ったら動かさない まずは全体を見て、頭の中整理 自分への戒めも込めて

膨大な取材量、素材はやがて貴重な価値あるものとなることを教えてくれる
物事の始まり、歩みだす一歩を映像として記録できるか
これは簡単に見えて結構難しい
彼女と重ねた取材の上でできた関係性は素晴らしいもの
対象者から撮ってくださいっていうのは中々ハードルが高いもの あんな姿を晒してまで伝えたいこと

色々な舞台設定を勘繰ってしまう事も多かったが、彼女だけに焦点を当てたのは非常に良かったと思う
(長塚洋監督舞台挨拶付き上映)
が、移動途中の雷影響で交通機関に遅れが生じ挨拶に間に合わないのでタクシーで移動しながらスマホでリモート配信。20分遅れで到着。即、舞台挨拶というハプニング付きとなった。

1995年3月、世間を震撼させた地下鉄サリン事件。首謀者のオウム真理教教祖・麻原彰晃こと松本智津夫という名は忘れることは出来ないだろう。その娘として生まれた松本麗華(りか)は父親が逮捕された当時は12才。世間からは「松本智津夫の娘」としてどこに行っても父の名、事件の記憶、そして「お前はどう償うのか?」という問いがつきまとう。そんな麗華氏の受けた数々の苦行と苦悩に満ちた今を追ったドキュメンタリー映画。

今作はサリン事件とは全く別の殺人事件で弟を殺害された被害家族の原田さんという方も出演されており、この原田さんも加害者に対し「本人から直接話しを聞きたい」と切に願っておられたが、結局「死刑」執行となりそれは叶わなかったという過去を持つことから、この松本麗華氏との対話を持ちたいという強い感情を持ったとのこと。麗華氏も精神的に追い詰められた父智津夫の治療を切に願い話しを聞いてほしいと訴えるも…。今も尚、原田さんと麗華氏は親密な関係が続いていると監督が仰っていた。

これは難しいテーマだと思いました。あの事件で家族を亡くした側から見ると、首謀者の麻原は絶対に絶対に許すことは出来ないと思います。ただ娘にも人権はある。必死の想いで合格した大学ややっとの想いで就職出来たものの「松本智津夫の娘」というだけで大学も会社からも拒否される。銀行すら「それ」を理由に口座すら作れない。麗華氏は銀行担当者に「だからダメなんですか?」と問うも「都合により」の一点張り。麗華氏に対しては国が相手なのだ。出来ることなら海外に移住したいが外国数国からも拒否されているという。これはとんでもなく辛い。という酷い。そんな彼女が苦悩に苛まれ強く生きていく姿には心打たれる。人は必ず死を迎える。その最期はほぼ寿命、病死、事故死のいずれかだと思うが、彼女の父の場合は「死刑」という形。「彼女がなにした?」「娘なことは罪ですか?」これは観る者に強く問うメッセージが込められているような気がした。最初に書いた忘れることは無い名前と言うことは逆に「それでも私は、彼の娘ということから逃れることは出来ない」……ということなんですね。
snatch
-
加害者の家族も被害者という言葉がこの映画のメッセージなのだろう
そして、この監督さんが前作でも提示してきた死刑制度について、続けて考えて欲しいと繋げている
静かなドキュメンタリーだが、上映後に考えさせられる事がこの上なく大きい


森達也監督のドキュメンタリー「A」「A2」でちらりと出てくる思春期の彼女は覚えていた。映像化は実現出来なかった著書の「A3」で、彼女は中学に通えず通信制の高校で大学を目指し合格するが入学拒否された事を知った。翌年、大学は受け入れ心理学を学んだ

死刑が執行する2019年の前年からその後の彼女の6年間の日々を映したドキュメンタリー
就職は出来ず、銀行口座も開設出来ず海外渡航も禁止されていた
感想…彼女は普通の女子。真面目で普通にオシャレして料理が好きで、笑った時は私も思わず顔がほころぶ
でも、大きな傷を負ったたまま、その重い荷は一度も下ろせず、世論から攻められてきた。何十回何百回と死にたくなったのだろう。でも何かが繋ぎ止める
それは彼女にとっては愛したお父さん

私は村上春樹さんが地下鉄サリン事件の被害者ひとりひとりを取材した「アンダーグラウンド」とオウム真理教信者へインタビューした「約束された場所で」を読んだ時、この宗教団体によって両者の多くの人生やその家族が巻き込まれ狂わされた傷の深さや業の深さ人間の複雑さ弱さに自分も途方もなく抉られた
でもその時、彼女=松本麗華さんの存在はすっかり抜け落ちていた

1995年 麻原彰晃が逮捕された時、麗華さんは12歳。自分にとって、その人は自分の父親でしかなかった
麗華さんは、この事件について訊かれると本当にわからなくなるのだろう
謝罪すればいいとも違う
ではどんなふうに話せばいいのか。それはやはり、何もわからないまま父親が死刑となってしまったからであり、もう永遠に解き明かせない

麗華さんに罪や責任はない
実名で発信を続けて、心ある報道関係者数人と繋がりを保っているのは、私たち世論とご自身を断ち切ってはいけないと思っているのかなとも思った

少しでも少しでも麗華さんが楽に生きれる時間が増えるようにと切に願う

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