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夫の部屋
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目次

夫の部屋の作品紹介

夫の部屋のあらすじ

舞台女優・里見春は夫と死別し、心に傷を抱えながらも『かもめ』の公演に挑んでいる。後に明らかになった夫の秘密と舞台役が重なり演技に支障をきたす。そんな中、夫の愛人を名乗る女が現れ–––

夫の部屋の監督

余園園

原題
公式サイト
https://www.myhusbandsroom-enenfilms.com/
製作年
2025年
製作国・地域
日本中国
上映時間
133分
ジャンル
ドラマ

『夫の部屋』に投稿された感想・評価

残酷な現実と演劇の舞台との境目には真空地帯=喪失が生じる。リハーサル部屋や屋上は再生の儀式の場としての機能を発動する。愛人との対話は夫の供養と葬送の物語。悲劇と喜劇は紙一重ではあるが、かなり奥が深い。しかし、永山由里恵が見事にその媒介役をやってのけた。傑作。また、永山由里恵を久々にスクリーンで観れたのは幸せな体験だった。何度も書いているが「イヌミチ」以来の大ファンであり、彼女の舞台まで観劇した経験がある。舞台俳優としての魅力もまた大変なもので、「夫の部屋」ではまんま舞台俳優役として登場するのだから、我々のようなファンとしては、たまらない。やはり永山由里恵はバレエダンサーのような身体的芸術性を兼ね備えている。横から撮るとその線の美しさがより際立つのだが、けして派手な動きはしない。むしろ動きが抑制された中で、いかに心情の変化を出せるか、そこに全神経を集中させる。指の細やかな動き一つとっても、そこには表現の自由さがあるのだ。
Shin
4.3
 舞台女優である主人公の春が、死別した夫の仕事部屋である秘密を知ってから物語が動き始めます。

 彼女の演じる「チェーホフ」の「かもめ」の役であるニーナとリンクしていき、忍耐の必要性を感じ、自分の行くべき道を見出す展開が見どころです。

終盤のがらんとした部屋の中での夫婦の動きが、時間と空間を超越しているようで、とても印象的でした。

具体的な表現を最小限に留めながらも的確に墨をのせ、抽象的な感覚を浮かび上がらせる水墨画のような優美な映画でした。
-
題材とか画の感じとか、
俳優の選び方も好きなんだけど、
独特の台詞のテンポが、
どうにも自分には合わなかった…
前に伊藤さん演出の舞台も
合わなかったので、舞台演出は好みの問題なのかもしれない…

かもめのニーナには昔から惹かれてしまう
主演の俳優さんが、監督の眼差しが美しいとおっしゃってて、その感じ方が美しいと思った。
作品全体に醸し出ていた上品さは、
彼女の魅力なのかなと。

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