鑑賞後に気になってかもめの本まで読んだ。チェーホフに出会わせてくれてありがとう〜!
とにかくニーナと重なっていく春さんの人生の話。かずき何してんだよと思いつつ、結婚したって向き合えないことってあるよ…
展開を最低限客に納得させるということが少し不足しているように感じたが、そこは好みかもしれない。
演劇と映画という二つの融合を試みる映画としてとてもいいチャレンジがされていると思った。
愛人が舞台に…
チェーホフの「かもめ」がベース。
「かもめ」を知っていないと意味不明な映画かもしれない。
私は恥ずかしながら知らなかったので前知識として鑑賞前に「かもめ」の登場人物、物語なんかをざっくり予習してから…
題材とか画の感じとか、
俳優の選び方も好きなんだけど、
独特の台詞のテンポが、
どうにも自分には合わなかった…
前に伊藤さん演出の舞台も
合わなかったので、舞台演出は好みの問題なのかもしれない…
…
あんまり合わなかった…
稽古の前のアップみたいなシーンに一番引き込まれた
あれはどういう目的なんだろう
他人のキャラを演じるって事かー?
新しく借りる何も無い部屋で夫婦がするやり取りが生々しかっ…
ラストシーン、夫の部屋というタイトルが映し出されて初めて、「夫」という文字が「二」と「人」で成り立っていたことに気づく。この映画は、彼女たちの記憶に残り続けるあの部屋は、夫の部屋であり、二人の部屋な…
>>続きを読む 舞台女優である主人公の春が、死別した夫の仕事部屋である秘密を知ってから物語が動き始めます。
彼女の演じる「チェーホフ」の「かもめ」の役であるニーナとリンクしていき、忍耐の必要性を感じ、自分の行…
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