ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した、『素敵な歌と舟はゆく』のオタール・イオセリアーニ監督のヒューマン・コメディ。単調な毎日に退屈した中年男が、ある日思い立ってヴェニスヘ旅に出る
1920年のマルタ共和国。船長のヤコブ(ハイス・ナバ―)は、カフェに最初に入ってきた女性と結婚するという賭けを友人とする。そこにリジ―(レア・セドゥ)という美しい女性が入ってくる。ヤコブは…
>>続きを読むハンガリーの荒涼とした田舎町。天文学が趣味のヤーノシュは老音楽家エステルの身の回りを世話している。エステルはヴェルクマイスター音律を批判しているようだ。 彼らの日常に、不穏な“石”が投げ込…
>>続きを読むイタリア、ナポリ沖合いの緑あふれる小島。高名な詩人パブロ・ネルーダが、祖国チリを追われ亡命してやって来る。内気な青年マリオは、ネルーダへ手紙を運ぶ郵便配達人となり、彼との交流を通じて、詩の…
>>続きを読む精神科病院で働くアンドラーシュは、バイオリンの見事な演奏を患者に聞かせていた。そんななか、彼は自分の子を産んだばかりのアンナのもとを訪れ、彼女に別れを告げる。やがて、彼は依存症患者と飲酒し…
>>続きを読む映画『別れのまなざし』の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。 それから22年、当時の映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者…
>>続きを読む© Filmograph - Alain Tanner. Collection Cinémathèque suisse.