赤いホテルっていう舞台もそうだけど、廃墟になった懐かしの地でそこがかつて栄えてた時代の人々の営みを覗き見る、追体験する(この映画は自分の体験だけど)、しかも回想と現実との境界線があやふやになっていく…
>>続きを読む時の扉
1992年 スイス/ドイツ/フランス作品
大人と子ども
大人になったヴァランタンは
子ども時代を過ごしたホテルを訪ねる
今と昔
廃墟の中を歩きながら
過去の記憶が蘇る
父と母
祖…
ノスタルジー
こんな素敵な映画があったのか
なんか好き、ずっと好き、全てが好き
なんだろう。
小説を読んでいるような気持ちになる語り。
映画というより美術館の絵画を見ているような感覚。映像が絵画…
バス、TEL、お花、鏡と会話、海の見える部屋
落ち葉の下の鍵、螺旋階段の上の屋根裏部屋にある手品アイテム
エレベーター、シンバル、貝に耳、繰り返す昔話のずれ
レコードくるくる、給仕指南
天国は私たち…
ノスタルジー溢れる作品。
屋根裏部屋や幼少期にだけいた友人など、子供の頃にしか体験できなかった世界を懐かしむ。
そして祖母の話を通じて、過去から過去にも追想していく。微妙に内容が変わっていく祖母の…
ただ彼の郷愁を画にするだけ。
それだけで、めっちゃ豊かな物語になっていた。
この監督は、個人であれ歴史であれ過去性みたいなものを現在に投影することで、カタルシスを生むのが上手い。
過去は過ぎ去った…
HORS SAISON: 1992 T&C Film AG