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ひとつの机、ふたつの制服

『ひとつの机、ふたつの制服』に投稿された感想・評価

背骨
3.5
同じ机を共有する全日制生徒と夜間制生徒の交わるはずがなかった二人の友情と恋と秘めた想い…

置かれた境遇に嘆くのをやめ、自分の人生を踏み出す勇気を振り絞る彼女に勇気をもらう。誰もが通る道… 何もかもが眩しかった
ぶみ
4.0
やきもち。
嘘つき。
わかってた。

ジュアン・ジンシェン監督、チェン・イェンフェイ、シャン・ジエルー等の共演による台湾製作の青春ドラマ。
高校の全日制と夜間部で同じ机を共有することとなった女子高生の姿を描く。
主人公となる夜間部の小愛(シャオアイ)をイェンフェイ、全日制の敏敏(ミンミン)をジエルー、二人が想う男子校生のルー・クーをチウ・イータイが演じているほか、ジー・チン、ホアン・ジーリン、ジェン・ジーウェイ、トゥー・シャンツン等が登場。
物語は、1997年、塾を営む母の勧めにより、名門校である「第一女子高校」の夜間部に入学することとなったシャオアイの姿でスタートするのだが、極端な学歴社会であることや、全日制と夜間部では表向きに違いはないものの、事実上、全日制に入れなかった生徒が夜間部に通っていること等、当時の台湾の状況が、説明くさい台詞なくして自然に頭の中に入るオープニングとなっている。
全日制と夜間部では、制服の胸に入っている刺繍の色が違う反面、同じ教室、同じ机を使うため、机を共有する友達のことを机友と呼び、シャオアイも成績優秀な全日制のミンミンと手紙をやりとりしつつ、親友になっていく様は、スマホなき時代のものならでは。
そして、制服を交換し、学校を抜け出して二人で遊びに行くようになっていったところ、二人が同じ男子校生を好きになっていたことがわかってからの展開は、微妙な距離感となるのに加え、そもそもの二人の出自が違うことによってすれ違ってしまうという流れは青春ものの王道とは言え、思わず切なくなってしまうもの。
話自体は、高校生活の三年間がメインとなるのだが、90年代後半の再現度が素晴らしく、ファッション、髪型、ラジカセやモデムを使ったパソコン通信、『アルマゲドン』や『アメリカン・ビューティー』といった映画タイトルが登場していたのはもとより、クルマ好きの視点からすると、ほぼクルマが映し出されない中、ある美術展に横付けされたのがメルセデスベンツ・Sクラスであり、一瞬にしてミンミン側が勝ち組であることを示していたのは見逃せないポイント。
昼と夜で同じ机を共有することから生まれる青春物語は、90年代という時代背景との相乗効果で、懐かしく楽しむことができ、シャオアイの母の手料理の素材がなかなかのもので、思わず吹き出してしまいそうになったとともに、邦画リメイクがあるとしたならば、主演二人を、影山優佳と清原果耶、男子校生を水上恒司でお願いしたい良作。

私たちがニセモノなら、誰が本物?

さて、私が行きつけのミニシアターである刈谷日劇が、まさかのこの月末をもって閉館。
大手シネコンではかからないような作品を、気軽に行ける距離で数多く上映してくれていたのですが、これによって私の住む愛知県ではミニシアターが名古屋市内のみとなってしまう事態に。
そのため、来年以降、そのような作品を観る機会が激減してしまうものの、これまで運営してきてくれたスタッフには感謝しかなく、私にとって刈谷日劇で観る最後となったのが、ミニシアターでの上映がピッタリくる本作品で良かったです。
ありがとう、そしてさようなら、刈谷日劇。

※以下、私が足を運ぶようになってからの刈谷日劇あるある備忘録です。
・本当にこんなところにあるのかと、第一歩を踏み出すのに勇気がいる廃墟のような(失礼!)雑居ビル5階に存在。
・飲食物持込自由。チェリオの自販機あり。
・コロナ禍前は、ロビーにインスタントコーヒーとポットがあり、飲み放題。
・76席のスクリーン1と55席のスクリーン2という2スクリーン。
・基本、自由席だけど、数年前から事前予約も可能。その場合、予約席には予約席と書かれたA4サイズのラミネートフィルムが置かれている。
・自由席の場合チケットはなく、受付でお金を払ってそのまま入場。
・本編前の予告編が1本程度なので、基本上映時刻になるとすぐにスタートすることから、遅刻は許されず。
・上映開始時にチャイムが鳴る。
・トイレがロビーになく、スクリーン内にあるため、早めに着いてしまった時は用が足せない。
・5階に上がるエレベーターの入り口が、1階は一見どこにあるかわからない。
・レイトショーの後、歩いて1階まで降りたら、既に階段の入り口が閉められており、すぐに出られなかった経験あり。
・深田晃司監督『LOVE LIFE』の時は、序盤で機器トラブルが発生し払戻し。
・朝一の回、スタッフ(ベテランの名物お爺ちゃん)が寝坊して、時間に始まらなかったことも。

今となっては、全て良い思い出です!
凜
-
女の子2人の淡い友情を期待してたら、もはや鋭い恋の余韻。青春が眩しくて、身に覚えがある尊さでいっぱい。色んなカルチャーが会話に滲んでいて、台湾作品はSLAM DUNKを推しがちだという気付きもあった。どこにいるかでなく、どこに行くか。フォースと共にあらんことを。劣等感を抱く全ての人生に愛を込めて。

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