
⻑野県阿南町新野で毎年 8 ⽉ 14〜16 ⽇に開催される「新野の盆踊り」。夜を徹した盆踊りで、⽣者と死者が交歓する。踊り続けた三夜が明ける早朝、「神送り」が⾏われる。名残を惜しむ踊り⼿達に道を阻まれながら運ばれた切⼦燈籠が燃やされ、盆に迎えた祖霊が東の空へ送り出される。⼈々は後ろを振り返らずに「秋唄」を歌いながら家路につく…。『ゆきははなである』を完成させた野⽥が 1981 年から 5 年に渡り新野に通って作り上げた、⺠俗神事芸能記録の集⼤成。
『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験…
>>続きを読む山に近い小さな町。女子高校生・まちは、女友達と短い物語を作り、それをリレーして遊ぶことを思いつく。次々と、紡がれる物語は、未来へと向かう夢。町に住む大人たちにも物語はあるが、それらは過去。…
>>続きを読む日本海の沖合にぽっかりと浮かぶ山形県唯一の有人離島——飛島(とびしま)。酒田港から定期船で75分、島の面積は2.75km2。本土を望めば雄大な鳥海山、豊かな自然をたたえた島は、その全域が国…
>>続きを読む『走れ!走れ走れメロス』から1年。コロナ禍にもかかわらず予想外の評価を得た掛合分校演劇同好会だったが、3年生に上がり、将来の進路を決める時期になると、演劇に向き合う熱量に差も生まれていた。…
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