【小栗康平監督ならではだけれど】
小栗康平監督作。
物語性を排してイメージを重視する方向性が非常に強くなっている。強いて言えば、小さな町に住む女子高生が互いに童話的なお話をしてみたり、住民が昔…
主演の女子高生らがあまりに(とても良い意味で)気だるいので、ずっと自主映画だと思っていて、自主映画なのになんでこんな俳優陣と素晴らしい背景を持てるんだろう、お金はどこから?と邪心を持っていたが、終わ…
>>続きを読む小栗康平は、オリジナルのストーリーになるととても自由になる。わかる分からないではなく、感じられるかどうか。
三人の女子高生が「物語をつくろうよ」と不思議な物語を少しずつ紡いでいく。というのが、大ま…
個々のショットには目を惹くものも多いが全体で見るとやはりイマイチ。ただ人間が列を作って歩く様が大変不気味に撮られる終盤には驚くと同時に、そうかこの映画はこの怖さを楽しめば良かったのだなとなんとなく合…
>>続きを読む不思議な映画
空気感は好きだけど、ちょっとオフビート過ぎるかな•••
なんとなく黒澤の夢を思い出す
結構絵がいい気がするな
おばあちゃんに話してる時の赤いパイロンとかゲートボールの前を横切るバイ…
前4作からして大した事件は起きないんだとわかりながらも、見てしまう不思議。小栗康平のネバーエンディングストーリーみたいなファンタジー。
坂本スミ子が『楢山節考』以来、二度目となる前歯の抜歯で挑んだ…
一体何を見たのかわからなくなるようなとりとめもなくうまく説明出来ない不思議な感覚。何も起こらないようで色々な事が起こってる、どこにでもありそうな田舎町のどこにもないような風景。時に書き割りのようでも…
>>続きを読む文体を持った映画を久々に観た気がする セットの設営やグリーンバックの用い方に、意図があることは後で知るのだが、映画自体が如実に物語っている
地方の空気やトーンも網膜レベルのリアリティがある 夜の墨…