心の夏休みみたいな映像で心地良かった。小栗康平監督の独特の世界観はアピチャッポンを感じる時もあるけれど、これは少女の真夏の夜の夢だった。
主役は3人の少女のうちの一人(一般公募)。三人が物語をつな…
小栗監督による素晴らしいファンタジィ!
ある村に住む3人の少女が架空の物語を作り、
それをリレーしていくところからいい感じ。
物語の最初はらくだが町にやってくる。
そこから話は自由奔放に広がってい…
ひたすら美しく詩的。人は物語の中に生き、そしてそれ故に物語は永遠に生き続けることを感じる時間を堪能した。具体的には思い出せないがその肌触りは覚えている瞬間が何度も登場して、自分の人生もまた小さな物語…
>>続きを読む【小栗康平監督ならではだけれど】
小栗康平監督作。
物語性を排してイメージを重視する方向性が非常に強くなっている。強いて言えば、小さな町に住む女子高生が互いに童話的なお話をしてみたり、住民が昔…
主演の女子高生らがあまりに(とても良い意味で)気だるいので、ずっと自主映画だと思っていて、自主映画なのになんでこんな俳優陣と素晴らしい背景を持てるんだろう、お金はどこから?と邪心を持っていたが、終わ…
>>続きを読む小栗康平は、オリジナルのストーリーになるととても自由になる。わかる分からないではなく、感じられるかどうか。
三人の女子高生が「物語をつくろうよ」と不思議な物語を少しずつ紡いでいく。というのが、大ま…
個々のショットには目を惹くものも多いが全体で見るとやはりイマイチ。ただ人間が列を作って歩く様が大変不気味に撮られる終盤には驚くと同時に、そうかこの映画はこの怖さを楽しめば良かったのだなとなんとなく合…
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