19世紀のメキシコの作家フランケルダは、自らの無意識の世界へと旅立つ。そこで彼女は自分が書いた怪物たちと対峙することになる。苦しむ王子に導かれながら、彼女は手遅れになる前に、現実と虚構のバランスを取り戻そうとする。
(東京国際映画祭より)

幻想的な世界観に惚れ惚れ。
劇場公開して欲しいほど強烈な作品。ストーリーが壮大でもう一回見直したいぐらい中毒性がある。

エンドロールにメイキング映像あり。

• #2025ワタリシネマ
• #2025ワタリシネマ東京国際映画祭

東京国際映画祭にて。アニメーション部門からメキシコ製作のストップモーションアニメの『私はフランケルダ』。

ダークな世界観のファンタジーをベースに、創作者達への(特に駆け出しの創作者達への)強烈なエールを送る。アニメーションの枠に囚われない自由な表現のスタイルが、作品のメッセージと調和していて素晴らしい。
※余談ですが、ヴィラン側の描写が丁寧なあたり、監督達は色々と思うところがあるのかなと感じました(邪推です)。

ベースとなるストーリー展開はオリジナリティが高く、エンタメ的な面白さも充分。(可能なら続編を期待！)

良作でした！

東京国際映画祭でメキシコ初のストップモーションアニメーションの『私はフランケルダ』(デルトロ監督も推薦の)観てきた。キャラクター、ストーリーに愛着深くなり中盤からどんどん好きに。ごちゃごちゃ感、荒削り感はあるかもだけどとても好き。もう一度観たい。

キャラ造形はダーククリスタルやデルトロ、ティムバートンなどの系譜にありそのあたり好きな人にはけっこう刺さると思う。エンディングでメイキング流しまくるとこもいい。笑。本国メキシコでも数日前に公開。まだ上映あるから気になる方はぜひ！