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アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版

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アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版の作品紹介

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版のあらすじ

10年ぶりに故郷に帰ってきたア・ジェ。 しかし、家族でさえ彼の存在を知る者はいない─ 唯一ア・ジェを覚えているのは、レストランの店主ラオ・ファンだけだ。 ラオ・ファンに連れられ、秘密の鍵を握る男に会いに行くが、ア・ジェは殺人の濡れ衣をきせられ処刑されてしまう…。 死んだはずのア・ジェが、再び街に戻ってきた。 空虚な日常を生きるラオ・フアンは、過ぎし日々に思いを寄せる。 町に起こる奇怪な事件をきっかけに、彼らは新しい人生を手に入れられるのか─ 第一部で自己の存在についての恐怖と疑いを、第二部で退屈な日常生活からの逃避を、空想と幻想を通して描かれていく。 二つの異なった視点で世界を覗いたとき、観客は自然と白昼夢に引き込まれていく─

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版の監督

リム・カーワイ

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版の出演者

大塚匡将ア・ジェ

ゴウジーラオ・ファン

ホー・ウェンチャオメイリン

原題
After All These Years
公式サイト
https://sites.google.com/view/afteralltheseyears2025/
製作年
2010年
製作国・地域
マレーシア日本中国
上映時間
98分
ジャンル
サスペンスドラマ
配給会社
Cinema Drifters

『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版』に投稿された感想・評価

reb
3.1
10年ぶりに故郷に帰ってきたア•ジェだが、家族は誰も彼を知らない。
ただ1人食堂の店主だけは彼を覚えていて、秘密を知るホームレスに会いにいくが‥。

なんだこの映画は‥。ホラーなのか、ゆるい日常を描いたものなのか。
リム•カーワイ監督のデビュー作で、白黒Part 1と、その後のカラーPart2の2部構成なのだが、登場人物や場所は同じ。

久しぶりに実家に帰って鍵開けたら、「お前は誰だ。家から出ていけ!」って言われたとしたら、これは恐怖でしかない。
自分の頭が狂ったのか、パラレルワールドに迷い込んだのか?
こんなぶっ飛んだ設定なのに、登場人物たちは感情が薄く、フワフワと頼りない。

この世界では“死“も格別の意味をなさない。陰謀?復讐?魂は廃墟の瓦礫の上へ上へと浮遊していく。
世界は崩壊していくのか、それともこれは再生なのか‥。

上映後に、リム•カーワイ監督と三島有紀子監督のトークがあり、三島監督から空間や窓の使い方など細かい部分の称賛に対して、リム監督は廃墟やホテルをそのまま使っただけで‥と飄々と答えていて、監督さん2人のトークはとても興味深いものだった。
アジアのパワーと混沌が、ヨーロピアンな深い思索をもって構築され、最後にはまるでハリウッド映画のような興奮で観客の心を釘付けにする・・・世界映画の理想的なカタチがここにある。
つまりこの作者はエドワード・ヤンがやったさらにその先を提示しようとしているのだ。
彼の名前はリム・カーワイ、是非とも覚えておかねばなるまい———黒沢清(映画監督)

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第1作にして、この完成度。リム・カーワイの「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』には、心底驚かされた。
10年ぶりに帰導した青年を家族をはじめ、街の誰もが覚えていない。狂っているのは、自分か、世界か。
その場の関係性をワンショットで描き切る。それどころではない。世界の陰謀が明かされそうになると、それを超える不条理が見事なモノクロ画面に定着され、今度は内容を映画形式がしていくことになる。
15年前に撮られた傑作を遅れてきた観客として発見すること。
しからば、リム・カーワイ世界の進展という追体験の愉しみが待っている———筒井武文(映画監督)

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まるで太古の昔より根を張りそこにあったのだとでも言うかのような振る舞いを見せる登場人物や
街の風景に貼りついた、しかし明日はどうなるかまったくわからないといったどこか無責任で限りなく危うい浮遊感。それはおよそ0.12ミリという 35ミリフィルムの薄さのもつ頼りない存在感とも言い換えられるだろう。リム・カーウェイは初の長編であるデジタル作品で、その半透明の怪しい揺らめきを見事に映し出したのだ。そこでは現在が当たり前のように融解して過去や未来になだれ込み、「今ここ」という現在を形作るいくつもの地層をき出すだろう。フィルムの連なりとも言える、見るものすべてをそんな「映画」へと誘うミステリートレインは絶質走行中である。荒野を走るその長い長い列車を見たら、誰もが「映画」の世界へと連れ去られるに違いない———樋口泰人(映画評家)

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自分が今どのレイヤーに存在しているのか、そもそも存在していないのか。
何処となく感じていた、生きている事の浮遊感の理由の様なものがこの作品に描かれていた。
そして自分が最も恐れている事は、存在を忘れ去られる事なのだと教えられた気がした。
今この路線、この世界線で無ければ、二度と出会えないであろう傑作———斎藤工(俳優・監督)

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見たことがないものを見たければ、聞いたことがない音が聞きたければ、この映画だ。
ラストカット、呆然としながら間答無用で気持ちが高揚してくるこの不思議な感覚こそ、まさに映画だ。
もう止まらない。リム・カーワイのアンストッパブルな映画人生はここから始まった!———三宅唱(映画監督)

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才気煥発。
「映画流れ者」を自称するリムさん。この映画の中にリムさんご自身が詰まっている気がする。
リムさんの恐怖、リムさんの予感。こんな風にフレイミングしたら世界が伸縮するんだ。
こんなショットであれば、あれこれ説明しなくてもその場に流れてきた時間の長さとそこにいる人間がうつせるんだ。そしてなぜかそのショットには時空の割れ目があって、別次元(同次元?)のもうひとつの現実に誘われる。驚きの絶えない、大好きなノンフィクション———小田香(映画作家)

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「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』は、構成の妙と挑戦性に満ちた作品だ。
観る者はすぐに気づくだろう一目に見えるもの、耳に聞こえるものをそのまま信じてはいけないと。
一見シンプルで素朴に見える映像や音の裏には、巧妙な仕掛けが潜んでいる。
観る者は自らの感覚と判断を働かせながら、物語の進行とともに想像を広げ、サスペンスと戸惑いの中で、自分自身の答えを探し出すことになるだろう———リウ・ジアイン(映画監督『来し方行く末』)

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もう一人の自分自身を見てしまうドッペルゲンガー現象のように、相似に見えるが厳密には異なるふたつの世界が同時に存在しているとしたら、その証明は果たして可能なのか。心理テストや精神分析で使用されるロールシャッハテストのようなデカルコマニー技法において、インクは予測不可能な名付け離い染みの図案となり、それは鏡に映るような左右対称の写像となる。その左右対称の染みは、片方が原型で片方が複製とも言えるが、どちらが原型でどちらが複製かは決定不可能だ。
それは原型と複製が同時に存在する奇妙な図案となる。しかし、その左右の染みはインクの飛び散りや
掠れ(かすれ)により、正確な同形とは言えない。まるでドッペルゲンガー現象である。
最小限かつ競舌なふたつの世界を生み出している本作は、お互い必要不可欠な関係性そのものを炙り出し、その世界の在り方証明してしまった———ヴィヴィアン佐藤(アーティスト・ドラッグクイーン)

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久しぶりに故郷に戻ってきた主人公のことを誰も覚えていないという、どこかフィリップ・K・ディックのSF小説を彷彿とさせるような出だしの、モノクロ・スタンダードの前半部から一転、後半は画面がカラーになるだけでなく、画角も切り替わるのだが(ウェス・アンダーソンの「グランド・ブダペスト・ホテルより早い!?)、そこからこの映画は意外な展開を見せる・・。
空間的な演出が、アイデンティティを喪失した寄る辺のない主人公の心象と見事に響き合っている———小柳帝(ライター・編集者)

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リム・カーワイの「アフター・オール・ディーズ・イヤーズ」は、これまでに観る映画の中でも最も奇妙な作品のひとつである。本作はアートハウスと実験映画の境界を自在に行き来し、シュールな脚本によってその感覚がさらに際立っている。物語の前半では人々の疎外を、後半では復讐を主題に据え、そしてリムは、後半で人間を非合理的に突き動かす原動力として「欲望(強欲)」を描き出している———パノス・コッツァータナシス(Asian Movie Pulse 映画評論家)

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淡々と起こる不条理、不可解な出来事にただただやられるしかなく、、

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