アジアのパワーと混沌が、ヨーロピアンな深い思索をもって構築され、最後にはまるでハリウッド映画のような興奮で観客の心を釘付けにする・・・世界映画の理想的なカタチがここにある。
つまりこの作者はエドワー…
故郷に戻ったら誰も自分を覚えてないって…SF?って感じなのかなぁと思い見ていると、事象について知ってる人が主人公に説明する前に死んじゃって、え?え?え?埋蔵金だの、陰謀説だの、年配者が次々亡くなるだ…
>>続きを読む驚愕のリム監督デビュー作。
これほど映画的な映画はにはなかなかお目にかかれない。
黒沢清監督のコメントにもあるエドワードヤンのやったその先をいき、きっとビー・ガンにも影響を与えているのでは?
「10…
リムカーワイ監督は天才だ。
冒頭、とてもかっこいい映画作りたかったんだなと思った。モノクロでタクシーの中からアパートの一室へ。サッカーボールとスイカ
。久しぶりに帰った郷里で、自宅で誰も彼を知らな…
10年ぶりに故郷に帰ってきたア•ジェだが、家族は誰も彼を知らない。
ただ1人食堂の店主だけは彼を覚えていて、秘密を知るホームレスに会いにいくが‥。
なんだこの映画は‥。ホラーなのか、ゆるい日常を描…
初のリム監督作品。
映像はフィックス、長回し、スローなカメラモーションと映像美のこだわりがとても魅力的で難解なストーリーながら、画面の強さだけでも引き込まれる。
映画は2部構成。
はじめはモノクロ…
なんだかわからないけど面白かった。10年ぶりに帰省したら自分は存在しない人間になっていた、という奇妙な状況から始まる不条理劇が思わぬ形で断ち切られると、画面がモノクロからカラーに変わり、同じ登場人物…
>>続きを読む(C)cinemadrifters