しびれを配信している動画配信サービス

『しびれ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

しびれ
動画配信は2025年11月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

しびれの作品紹介

しびれのあらすじ

曇天に覆われ、大きな波がうねる日本海沿いの町に暮らす少年、大地は、幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。今は母の亜樹とプレハブで暮らしているが、水商売で稼ぐ亜樹はほとんど家に帰らず、生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。そんな中、大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく。心のよるべなき貧困、誰にも見つからぬように生きる孤独の中のささやかな救い、憎くて愛しい母への複雑な感情。流されるままに生きているようで、歩みを止めない大地。そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間が、徹底した少年の視点で綴られていく。

しびれの監督

内山拓也

原題
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
118分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ナカチカピクチャーズ

『しびれ』に投稿された感想・評価

2025年44作目(劇場32作目)

東京フィルメックスにて鑑賞。
鑑賞前に監督、出演者による舞台挨拶が行わだ。本作は監督の自伝的作品であると共に初めて脚本を書いた作品とのこと。
「佐々木インマイマイン」が好きな私にとっては少しはまらなかった。映画としての盛り上がりやエモーションに少し欠けているように思えた。それを本作は度外視して、リアルに描いていることは重々承知はしているが、すごく助長に感じてしまった。それが、主人公の大地が感じていた時間感覚のようにも感じてきて複雑だった。

4人のキャストが年代毎に入れ替わりながら演じる大地は違和感なく観ることが出来た。脇を固める役者陣も流石だった。終盤にかけての展開は主人公の心情的にも必然に思えたし、それを映像と役者の表情でみせていくところが物凄く映画的に感じた。監督と本作の距離感が物凄く近いため、感情表現やリアルに振り切っている分、客観性が乏しいように感じた。正直、何度も観たいとは思えないが、いつかどこかで鑑賞したい。
ワールド・プレミア上映にて鑑賞。

日本海沿いの町に暮らす少年は、暴君のようだった父の影響で言葉を発しない。
今は母と共に暮らしているが、水商売で稼ぐ彼女は殆ど家に帰らない。
どこにも居場所がなかった少年は、父の行方を求めて生家を訪ねることを決める。
そして、彼の運命は大きく揺らいでいく。
内山拓也監督作品。

本作は内山監督の自伝的な作品らしい。
決して他人事とは思えない内容に絶句する。
全編ざらついたフィルム撮影に拘る意味がなんとなく分かった。
凍てつくような海、寂れた漁港、プレハブ小屋。
それら全てが、大地(北村匠海)の心情を現しているようだ。
鬼気迫る大地の非現実的な日常に、思わず目を背けたくなる。

北村匠海含め、幼少期から4人の俳優が大地を演じるのだが、全員の迫真の演技に圧巻。
特にお風呂に入るシーンは何とも言えない気持になった。
フィルメックスにて
技術的なことはよくわかりませんがフィルム撮影による風景や人物にはっとしました。北村匠海さんのお話しによる5人の大地が凄かった。また観たいです。

『しびれ』に似ている作品

すばらしき世界

製作国・地域:

上映時間:

41分
3.5

あらすじ

16歳の優は母と二人暮らし。しかし、そこに再婚を決めた父が強引に介入し、彼の心は再び深い闇に覆われる。大人の勝手な都合に翻弄される子どもの傷心と怒り。それは監督が実体験した苦しみと悲しみの…

>>続きを読む

ゆるし

上映日:

2024年03月22日

製作国・地域:

上映時間:

60分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「光の塔」の信者である⺟・恵から厳しい宗教教育を受けてきたすずは、教えに反することをすると鞭で打たれるなど虐待を受けてきた。ある⽇、すずは学校で献⾦袋を盗まれ、お⾦を借りるために祖⺟の紀⼦…

>>続きを読む

オボの声

上映日:

2018年10月20日

製作国・地域:

上映時間:

99分

配給:

  • 日活
3.4

あらすじ

夜山に響く不可解な“オボの声”の噂が広まる田舎町。 妊娠した彼女から逃げるように帰郷した元ボクサーの男はガスボンベ配送のアルバイトを始めるが、人殺しと噂される寡黙な男と出会い、逃げ続けて…

>>続きを読む

夜明け

上映日:

2019年01月18日

製作国・地域:

上映時間:

113分

ジャンル:

3.4

あらすじ

ある日、川辺を歩いていた哲郎は、水際に倒れていた青年を見つけ、自宅で介抱する。一人やもめの哲郎の家で、彼は「シンイチ」と名乗る。やがて哲郎は自らが経営する木工所にシンイチを連れて行き、技術…

>>続きを読む