僕がいない場所の作品情報・感想・評価

「僕がいない場所」に投稿された感想・評価

Son

Sonの感想・評価

5.0
子供を愛することができない親と、それでも愛を求める子供
ラストが本当に綺麗
Jestem、、ポーランド語で「私」

孤児院を抜け出し母の元へ戻るも打ちのめされ一人廃船で日々を凌ぐクンデル。誰からも必要とされない絶望感が暗くて寒い映像からありありと伝わってくる。「私」を認めてもらえないほど辛いことはない。

主人公クンデル少年の演技と思えない圧倒的な演技にノックアウト。廃船、汚れた爪、孤独が似合い過ぎる。

廃船近くに住む美人の姉に劣等感を持つ少女もいい味出してる。酒臭い少女役は彼女以外演じられないのでは。監督はよくこんな子を探してきたものだ。

クンデルの「誰も愛してくれない」に対する返事に安堵した。気持ちがどんどん重くなる音楽も良いマイナスの効果。
Zuidou

Zuidouの感想・評価

4.0
お姉ちゃーん!と二種類の叫びをあげてしまう。異常な可愛さと、最後に彼女がしてしまう行動に対して。ソフトな『動くな、死ね、甦れ!』だった。女性監督への苦手意識が少し薄れた。孤児院にも家にもいられなかった少年が辿り着いた廃船の向かいに住む少女と仲良くなるなんて、絶対ロリコン気味なロマンチストのおっさんが撮ってるもんだと思ってしまうような美少女姉妹の使い方。あんまり出てこなくて、だからこそ映るたびにごほうび感のあるお姉ちゃんと微妙に濱田岳入ってるけどボーイッシュでかわいい妹。酔っぱらった状態で夜な夜な遊びに来る妹がどんどんかわいく見えてきて、あんまり好きじゃなかった少年すらかわいくなってきて、最終的にはもうくすぐったくてしょうがなくなった。
miyu

miyuの感想・評価

3.8
産んだら、ちゃんと責任は果たして欲しい。。。

オンナである前に
母でいて欲しい…

『誰も知らない』のポーランド少年版…

マイケル ナインマンの音楽…
かなり 画像を邪魔していた💦

音楽と画像があっていない…
って 始終思えた…

画像は好き❣️
少年の生活を近くから撮るカメラワークや
ひきも上手い…
背景や風景をはさみこむ画像も
上手いと思う。。。

姉にコンプレックスを持ち
問題を抱えた少女といる時は
彼もキラキラしていた✨

でも 子どもだけじゃ
乗り切れない…
社会の問題で…
冷たく見える姉の通報は
決して 間違ってはいない…
そんな気持ちにさせる映画だ🎬
あきら

あきらの感想・評価

4.2
切ない…とても切ない…
なのに胸に迫る美しさのこれはなんと表現したらいいんだろ…


親の存在って、なんだかんだ言っても大きいし、ある種の呪いみたいに抗えないものなんだよな…それがたとえどんな親であったとしても。

過酷すぎる環境の中にあって荒むことなく母を愛し「嫌われちゃったかな」って泣く少年が、それでも生きてくれてよかった。
心の底から そう思うよ…

音楽好きだなと思ったら、安定のマイケル・ナイマンだった。
そして秀逸すぎるタイトル。
矢口

矢口の感想・評価

4.0
国立孤児院に預けられているクンデル(ピョトル・ヤギェルスキ)は孤児院を抜け出し、実の母親の元へ。しかし、家で彼を待っていたのは男たちとの乱れた関係を続ける母の姿だった。そんな中、クンデルは裕福な家の子どもでありながらも、親に愛されない寂しさや美しい姉への劣等感を抱える少女クレツズカ(アグニェシカ・ナゴジツカ)と出会う。
ポーランドの小さな町を舞台に、母親の愛に恵まれず、孤独に生きる少年と、彼と心を通わせ合うようになる少女の姿を描く衝撃の問題作。
(yahoo!映画より)
木漏れ日の家でが密かに知られるポーランドの女性監督の作った、大人は判ってくれないやオリバー・ツイスト的な題材の映画

孤独な子供たちを描いただけあって子供が魅力的に描写されていたし、ストーブのシーンとか静謐で情緒溢れるシーンも多々あってそこは良かったのだけど、手持ちカメラを使っての無駄に躍動感のあるシーンも多く、撮り方が粗すぎて前述の良い点とマッチしておらず、しかもそんな撮り方で終わるものだから残念でならなかった

木漏れ日の家では結構雰囲気も映像も良かったから、この監督は多少なりともアクションのあるような映画は撮らない方が良いと思う
Mii

Miiの感想・評価

4.5
この映画が描いたことは、毎日のように世界のどこかで起きていると言っても、過言ではない。なぜ子どもは親を選ぶ権利はないのだと前々から思っていた。
誰にも名前を呼ばれないボクの気強さと根性に圧倒される。いくらどんなに貧乏でも。
切なくてても、暖かみがある。もっともピュアな感情に泣きながら癒されて。
見終わった後に、うっとうしくなったか癒されたかわからないくらい。

何回でも観れる傑作。
演技は年齢に関係ないことに改めて認識。
コロピ

コロピの感想・評価

4.0
子ども可哀想ばかりなら途中でやめようと決めての鑑賞。子どもが可哀想なの好きじゃなーーいっ。
周りの大人の方が子供っぽいし男の子になにか起こる度に可哀想でヒリヒリしちゃうんだけどその後にみせる男の子の自活ぶりに男らしい目に表情に、姿は子供だったりオトナに見えたり、最後までこの男の子の成長に自立に期待して観続けられいいラストだったなーと思いました。
tomikooo

tomikoooの感想・評価

5.0
誰しも“居場所”を求めている。

求めても、求めても、突き放される現実ーーー
それでもまっすぐな眼差しが哀しくも美しい。

くすんだ色彩と音楽も素晴らしく、苦しさを助長する。
>|