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私はあなたを知らない、の作品紹介

私はあなたを知らない、のあらすじ

⻄⼭⼣平(28)は天涯孤独の⾝。粛々と働き、⾃分の中で決められたルーティンで⽣活をし、たった⼀⼈のその環境を寂しいとも感じずに⽣きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗⽉と出会うまでは。彼⼥と出会い、⽣きる喜びを得て⼣平の毎⽇は輝いていった。そしてある⽇、紗⽉から⾃分の5歳の娘・朝⼦を紹介される。彼⼥は実はシングルマザーだった。 紗⽉と朝⼦との⽣活が、これまで知らなかった“家族”という幸せの形を知り、⼣平の⼼を開放していくが・・・。

私はあなたを知らない、の監督

中野量太

原題
公式サイト
https://watashiramovie.com/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
126分
ジャンル
サスペンスドラマ
配給会社
クロックワークス

『私はあなたを知らない、』に投稿された感想・評価

ぶみ
4.0
君のために

中野量太監督、脚本、原案、坂口健太郎主演による日本、フランス製作のドラマ。
平凡な毎日を暮らす主人公が、職場にやってきた新人社員と出会い、変化していく日々を描く。

主人公となるゴム手袋工場の契約社員・西山夕平を坂口、新たに入社してきたパート職員・東浜紗月を堀田真由、父母を亡くしている高校生・朝子を早瀬憩、朝子の祖母・道代を原田美枝子が演じているほか、滝藤賢一、渡辺真紀子、稲垣来泉、和田光沙、片山友希、足立智充等が登場。

物語は、布団に横たわり、目覚まし時計を見つめる夕平の姿でスタート、すると、午前7時のアラームを止め、コーンフレークを食べ、ゴム手袋工場に出勤、黙々と仕事をし、昼食を一人でとり、休日は掃除にコインランドリー、そしてパンを買って帰るという日常が描かれるので、それはまるでヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』の主人公・平山を彷彿とさせると同時に、夕平がどこか心を閉ざしている様子が一目伝わってくるオープニングとなっている。

次には、高校生の朝子の寝起きの様子となるが、こにらは対照的に遅刻気味で慌てて準備、そんな中でも、牛乳を飲み、ベランダの草木に水をやって登校するのだが、その日は卒業式であり、式が終わると緩和ケアセンターへ直行、入所している祖母からあらたまって話があるとされるので、こちらはこちらで何ともミステリアスな雰囲気に。

以降、夕平が勤務する工場に新しく入ってきた紗月が、パン切り包丁をキッカケとして、徐々に夕平と距離を縮めて行く様を序盤の中心として展開、夕平は徐々に心を開いていくものの、ある時、紗月はシングルマザーで5歳の女がいることが発覚、男性目線からすると、ここは紗月のあざとさを感じてしまったところ。

中盤以降は、それでも家族になりたいとする夕平と、祖母から話を聞き、過去を探ろうとする短大生となった朝子という二人の様子が同時並行で描かれていき、東京スカイツリーが何気に伏線となっていたのは脚本の妙。

何より、そこからは朝子と夕平の関係性と、徐々に過去に何があったかが紐解かれていき、一気にサスペンス感が高まっていったので、二人のやりとりに目が離せなくなった次第。

クルマ好きの視点からすると、紗月の愛車が3代目の日産・キューブで彼女の雰囲気にピッタリだったのと、滝藤演じる弁護士・町村善一のクルマが3代目トヨタ・プリウスで、そのナンバーが「1001」=「善一」と読めなくもなかったのは見逃せないポイント。

前述のように、男性目線からすると、紗月を演じる堀田のような女性に近寄られたら、メロメロになってしまうこと間違いなしなので、シングルマザーという後出しジャンケンや、その後の展開も男性の弱みと女性のしたたかさを感じざるを得なかったものの、流石に運動会のエピソードは痛かった中、それでも家族の温もりを渇望する夕平と、過去を知った朝子が決断する姿に、新たな一歩を感じることができ、タイトルの「、」も納得だったとともに、冒頭、製作幹事及び配給であるクロックワークスのロゴが浮かび上がる際、いつものような不気味なジングルが入らず、無音だったのは、本作品の空気感に合っていて正解だった良作。

ごめんなさい、牛乳、直接飲んじゃった。
この映画は、母親を殺された娘と、娘の父親になりたかった男の物語。
​唯一の肉親であった祖母を亡くし、天涯孤独になった高校生の東浜朝子。
(´Д⊂ヽ
生前、祖母から衝撃の事実を告げられる。
「貴方には死んだお母さんの他に、父親同然のように可愛がってくれた人がいたの。覚えてない?」
​その人は、母を殺した人だった。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
----
​天涯孤独の青年、西山夕平は、淡々と決まったルーティンの中で、静かに生活を送っていた。
(゜_゜)
​しかし、職場の工場に新しいパート職員の東浜紗月がやって来たことで、彼の無機質な日常は一変する。
朗らかな紗月と接するうちに、生きる喜びを見出す夕平。
ヽ(´ー`)ノ
やがて彼女から5歳の娘、朝子を紹介され、紗月がシングルマザーであることを知る。
----
母の紗月は、その青年の夕平に殺された。
記憶にないその人の事を知るために、高校を卒業した朝子は、夕平のいる刑務所へ足を運び面会する。

「私の事を覚えていますか?」
(・_・;)

「私はあなたを知らない、、、」
(ㆁωㆁ)

この人は、一体なぜ母を殺したのだろうか、、、というお話。

なぜか中野量太監督作品とは、三木孝浩監督と同じくらい、個人的には相性がよい。
さすがに今回はどうかなとも思っていたが、今作もめちゃくちゃ良かったし、心をエグられる鑑賞体験になった。
正直、観終わった後の第一声は、、、

「女って、女ってのはさぁ!(怒)」
(; ゚皿゚)凸

だった(笑)
怒りと切なさがぐちゃぐちゃに混ざり合い、
夕平に感情移入しまくった私としては、涙なしには語れない作品になった。

​まず、​夕平役を演じた坂口健太郎の「受動的な男」の演技が良かった。
彼は当初、ただ、静かに生きていたいだけの男だった。
が、運命の濁流に飲み込まれていき、それに伴う哀愁と、心情変化のグラデーションが実に見事だった。

祖母役の原田美枝子の圧倒的安定感も見逃せない。
作品の土台をドシッと支える祖母役の佇まい。彼女が画面にいるだけで映画の格が上がる。
この人は90年代の「愛を乞うひと」でも、晩年のおばあちゃん役を演じていたが、
30年後もおばあちゃんをしてるなんて、菅井きん以来の大女優だろう(笑)
(^_^;)

​工場勤めの際は感情を常に抑圧してきた夕平が、もらったおにぎりを潔癖症ゆえ、
全力で川へ投げつけるシーンは爆笑した。身に覚えがあるからだ。
(゚Д゚)ハァ?
私は別に潔癖症ではないけれども、職場で感情を抑制してたのを解放する瞬間が、帰宅途中の運転中車内である。
「うわあああああ!!!」と絶叫しながら運転し、ストレス解放するのだ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

​夕平と娘の朝子の遊園地シーンの多幸感と、その後に訪れる絶望のギャップが美しくも残酷で、
思い出すたびに今も涙が出てくる。鑑賞後はすっかり情緒不安定になっている。
(´Д⊂ヽ

​この映画に出てくる大事なアイテムに「クレヨン」と「サボテン」がある。
これは、夕平にとって歪で切ない「家族契約の象徴」として見事に機能していた。
​サボテンの花についての、どんでん返し要素も見事。
私の脳を揺らしに来る、脚本の構成力を感じた。

ところであの花屋の店員、許せるかね?
(゚Д゚)ハァ?
夕平に間違ったサボテンの知識を吹聴した、あの花屋の店員の過失も、到底許せない。
あの適当な一言がなければ、夕平の運命の歯車は、ここまで狂わなかったかもしれないのに。
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

​さて、本題に入る。
(ΦωΦ)フフフ…

物語の元凶のアイツの話。堀田真由が演じた紗月だよ。私はアイツがず〜〜っと、許せない。
( ゚Д゚)y─┛~~
紗月は超絶肉食女子で、上昇志向が強く、超見栄っ張り。ここに異論の余地はないはず。
( ー`дー´)キリッ
静かに生きていただけの夕平に、グイグイ言い寄ってきたかと思えば、突然キスをかます積極性。
( *´³(´꒳` *)チュッ

こんなん、非モテ男子なら全員、ホレてまうやろ?(笑)
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

ホレさせといて、娘の面倒押しつけといてストーカー呼ばわりって、どういう理屈だ?(怒)
(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?

ストーカーは紗月、お前の方だわ!
m9( ゚皿゚) ドーン!

ずっと怒りのボルテージがMAXなんよ、こっちは。スクリーンに向かってツッコミ続けてたしな。
しかもこのメス豚、熱しやすく冷めやすいメス豚。もはや「冷しゃぶ女」。
(ノ∀`)アチャー

なるへそ〜、だからバツイチなのかぁ〜と、100%納得のキャラクターだったわ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
運動会でちょっと恥をかいたからって、自分から巻き込んだ夕平をポイ捨てする理不尽さ。
非モテ男子を完全に敵に回しましたね、ア・ナ・タ。許しませんよ〜。
弄ばれた夕平の気持ち、私には痛いほど分かる。
。・゚・(ノД`)・゚・。

紗月が立てた勝手な波風のせいで、夕平の人生観は一変してしまう。
最初は戸惑っていた夕平も、娘の朝子と過ごすうちに「良き父親になろう」と、次第にその気になる。

夕平が覚醒して、鷲我育輝君が爆誕するパターンなわけよ(笑)
( ゚д゚)ノワシガソダテル!
「ワシが育てる!」と、男の覚悟を決めるわけですよ、ええ。

それなのに、その気になった夕平をアッサリ捨てる紗月。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ん?

その気にさせといてハシゴ外すパターン、どっかで見た事あるなコレ?

アレ?

( ゚д゚)ハッ!

室町幕府最後の将軍、足利義昭じゃ〜ん!(笑)
キタ━━(゚∀゚)━━!!

オマエが将軍になる事はないって子供のうちに坊さんに出家させられて、
覚慶とかいう名前つけさせられて、静かに平穏に生きてきた世捨て人。
夕平も紗月親子に遭遇するまでは、ある意味、世捨て人みたいな工場勤務生活をしている。
彼にとって高級パンを食べる行為は、読経と同じなのだ。
ŧ‹"ŧ‹"(*´ч`*)ŧ‹"ŧ‹"

そこに信長が忽然と現れ「オマエを将軍にしてやんよ!名前は義昭な!」って、急に京の都に連れて行かれるわけ。
夕平も目の前に紗月が突然現れ、朝子をチラ見せさせて「オマエを父親にしてやんよ!」って、急に子守やら送迎やらさせられるわけ。
(ノ∀`)アチャー

よ〜し、将軍としてガンバロウ!って張り切ってたら、
「オマエは余計な事すんな、あと、今すぐ消えて」と、信長は義昭をアッサリ捨てる。
よ〜し、父親としてガンバロウ!って張り切って、朝子の運動会の練習に付き合ってたら、
「運動会で恥かいた、オマエは余計な事すんな、あと、今すぐ消えて」と、紗月は夕平をアッサリ捨てる。

夕平は、足利義昭と同じなんだよなあ。
( ´ー`)y-~~

その後、京の都を追放された足利義昭は、毛利家に居候し、打倒信長の為に、
ありとあらゆる謀略を尽くして、信長に固執する。
夕平も、紗月親子に切り捨てられたあと、娘の朝子に固執して、
警察沙汰になっても親子の前に出没し続ける。

夕平は、やっぱり足利義昭と同じなんだよなあ。
( ´ー`)y-~~

ポイントは「その気にさせといて、やっぱり実現しなかった」というプロセスなのだ。
これは、サッカーの三浦知良が現役プレイに固執する理由と同じである。
なぜなら彼も「ワールドカップ本戦出場という、その気になりながらも、やっぱり出場できなかった」というプロセスにより、
現役を続けて引退さえしなかったら、いつかワールドカップに出られるんじゃないか?
という幻想が、現役に固執させているのだろうと類推する。
つまり、この映画は「執着心が人を狂わす」という映画なんだなあ。
( ゚Д゚)y─┛~~

父親になろうとした男の純情と覚悟を踏みにじるのは、私は絶対に許さない。
夕平が娘の朝子に固執する気持ちを汲み、夕平目線で観ていたら涙が止まらなくなった。
(´;ω;`)ブワッ
ぶっちゃけ、その後の紗月の報いは「●罰」としか思えないんだよなあ(笑)
​シ━━━ッd(ºεº;)

あと、夕平は異常者だとは微塵も思わないのだが、一つ気になったのは、
パン切り包丁のエピソードにしても、サボテンやクレヨンのエピソードにしても、こだわりが異様に強い点。
(゚Д゚)ハァ?
もしかしたら、発達障がいなのかなとも感じた。ここだけは、私は感情移入できなかったし、理解できなかった。

「女はどいつもこいつも、、、」と絶望しそうになりつつも、
クレヨンとサボテンに託された歪な家族の愛、
そして理不尽な運命に翻弄される坂口健太郎の素晴らしい哀愁の演技に、心底打ちのめされた。
​理不尽な女性に振り回された経験のある男性、あるいは、男の純情を噛み締めたい、
すべての人に、心からおすすめしたい。
( ゚Д゚)y─┛~~

良かった演者
坂口健太郎
堀田真由
早瀬憩
原田美枝子
滝藤賢一
倉田瑛茉
稲垣来泉
渡辺真起子
4.0
28日🪜1作目


《13年前、母を殺した人に会いに行く》
あの日の真実と、本当の父のように愛してくれたと言う記憶を探しに..

狂おしいほど家族を求めた男は、なぜ口を閉ざすのか?

チラシには..
西山夕平は天外孤独の身。
粛々と働き、自分の中で決められたルーティーンで生活をし、たった1人のその環境を寂しいとも感じに生きていた
職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは..
彼女と出会い、生きる喜びを得て、夕平の毎日は輝いて行った

そしてある日、紗月から自分の娘朝子を紹介される
彼女は実はシングルマザーだった
紗月と朝子との生活で、これまで知らなかっ家族という幸せの形に触れ、夕平は心を解放していくが..

『と』
書いてあります


◉家族を知らない夕平は紗月と朝子を..
本当の家族だと思ってしまった
何よりも大事にしたかった!!
のに💦
それが壊れそうになって、不幸な出来事が起きてしまった❗️

何故夕平は何も言わないのか??

◉繊細で、静かな坂口健太郎さんの演技に見入ってしまいました
また、朝子役の早瀬憩さんの演技も真っ直ぐでとても良かったです

お互いに..
《私はあなたを知らない、》
これでいいんだね!
深い思いが伝わってきました


監督・脚本:中野量太
(湯を沸かすほどの熱い愛)
音楽:世武裕子
プロデューサー:藤本款

《キャスト》
西山夕平:坂口健太郎
東浜朝子:早瀬憩
東浜紗 :堀田真由

町村善一:滝藤賢一
東浜道代:原田美枝子
東浜朝子(幼少期):倉田瑛茉

稲垣来泉
和田光沙
片山友希
畦田ひとみ
田牧そら
渡辺真起子
足立智充
黒田大輔

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